声明のジャケット写真

歌詞

声明

ラムダ

純粋理性批判を 読み解くような 無言通信

論理と感情が 交差してる 空欄の返信欄

数字で測れる 評価に 心は絡まらない

冷笑と形式が 正義として 定着していた

できたら 楽だけど

この苦しさが 泣けなくなる

言い訳を 抱きしめてたら

ほんとの声に たどりつけない気がした

私は 声明を出す

だれかの期待に 合わせるのはやめた

仮面を脱いだ この声で

本当の気持ちを 叫ぶんだ

私は 声明を出す

強がりだった 昨日にさよならを

弱さごと 愛せるように

これが わたしの はじまりの音

喝采と虚栄が 交錯する 演目の幕間

常勝の余熱に 自己認識が 歪んでいく

数値化された信頼は 期待と恐怖の合成物

無記名の表彰状に ぼくの名はなかった

飾られなかった 感想欄に残ってた 匿名の光

意味もなく 繰り返した歌詞が ぼくを呼び戻した

勝者じゃなくても 届く音があると

静かに信じられた 夜があった

もう一度 声明を出す

だれでもない ぼくの言葉で

数じゃ測れない ぬくもりが

きみの明日を 照らすように

もう一度 声明を出す

ぼくが ぼくを 信じなおすために

失くしかけた 声の奥で

「生きててよかった」と言えるように

本当は ギュッて されたいだけ

強がりを わかってくれる 人が欲しかった

なんども あきらめかけたけど

それでも まだ 誰かを信じたい

だから いま 声明を出す

痛みごと 愛していけるように

願いのような この言葉が

ひとつでも 心に 届きますように

これは ぼくの声明

まちがっても 届かなくても

声をあげることが 生きることなら

ぼくらは なんどでも 叫ぶよ

  • 作詞者

    Junya

  • 作曲者

    Junya

  • プロデューサー

    Junya

  • ボーカル

    ラムダ

声明のジャケット写真

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    声明

    ラムダ

『声明』は、もう誰にも期待されていないと感じてしまう夜に、それでも「自分の声で生きていく」と決意した“ぼく”の物語を描いたエモーショナルなハードロックチューンです。スピード感のあるVocalから始まり、シャウトや叫びを織り交ぜた力強い歌声が、弱さごと抱きしめて前に進もうとする気持ちをストレートに叩きつけます。

誰かの価値観に合わせるのをやめて、自分の言葉で世界に「生きていてよかった」と宣言したくなるような一曲です。

アーティスト情報

Lambda Records

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