月曜の会釈のジャケット写真

歌詞

月曜の会釈

Akemi

雨のネオンが 舗道を濡らす

別れの言葉 傘が弾くわ

決められた席(シート) 選んだ彼に

わかったわ、と 微笑み返す

地下へと続く 階段の先

振り返らない 背中を見つめ

濡れたトレンチ その袖口を

無意識の指 つまんで離す

名前を伏せた 恋の行方は

指定席(シート)を持たぬ 旅と同じね

綺麗なままで 見送る傘に

演じた嘘が 雫に変わる

戻されたスペア 鍵(キー)の重み

意味もないのに 指で弾くわ

金網(フェンス)沿いの 十六号線

遠ざかる灯(ひ) 重ね合わせて

ルージュを引いて 月曜の朝

すれ違う廊下 軽い会釈を

他人のような その横顔に

バインダー抱く 指が白くなる

名前を伏せた 恋の行方は

指定席(シート)を持たぬ 旅と同じね

背筋を伸ばす 月曜の朝に

隠した涙が 胸に零れる

地下鉄(メトロ)の風が 足元揺らす

引き留めなかった 私の選択(チョイス)

指先の熱 まだ冷めないわ

雨の東京 夜が明けてく

  • 作詞者

    Akemi

  • 作曲者

    Akemi

  • プロデューサー

    nanayon music

  • ミキシングエンジニア

    nanayon music

  • ボーカル

    Akemi

月曜の会釈のジャケット写真

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    月曜の会釈

    Akemi

「月曜の会釈」は、社内で名前を伏せてきた恋の終わりを受け入れ、週明けの廊下で他人として会釈するまでを描いたミディアムテンポのシティポップ。
雨のネオンに濡れた舗道、地下へ続く階段、濡れたトレンチの袖口、戻されたスペアキー、そしてバインダーを抱く白い指――微笑みで完成させたはずの別れが、誰にも知られないまま日常へと続いていく痛みを静かに浮かび上がらせる。

架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、栄転と世間体を選んだ相手を責めることなく受け止め、崩れかけた自分を自らの意志で引き戻していく大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、雨の都会、地下鉄の風、オフィスの朝、人目を避けた恋を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。

無意識に袖口をつまんだ指を、すぐに離したのもまた自分の意志だった。
月曜の朝、ルージュを引いて背筋を伸ばし、会釈ひとつで他人を演じ切る――その成功こそが喪失を確かなものにしてしまう、大人の別れを描いた楽曲。

Produced by nanayon music.

アーティスト情報

  • Akemi

    1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。

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