Lyric

憂の一粒

吐息に乗せずに

君には弱さを見せたくなくて

見えない何かに

怯えて褪せてく

想いは行くあてもなく

絡まる指先

急かしてくるんだよ

何気なく話した

想いだけが募る

隣で

笑って欲しくて

おどけて見せた

不器用だけど

聞いて欲しいんだよ

世界中が敵になろうとも

二人で歩いていける

さざなみに揺れる

足跡をなぞる

秘密は言葉にしないでねって

振り向くその目は

感情に触れる

差し出す手に伝うもの

白い白い空気が

離さない理由に

困らせてしまうけど

その心に少し触れたい

誰もまだ知らないこと

二人の秘密にしよう

怖くない

強がりのこの決意

今確かなものになる

すれ違い

それさえ愛しく思う

笑って欲しくて

あの日のままで

凍つく風も

廃る世界でも寄り添う

少し大袈裟だけど

生きて

光見つけよう

白い未来へと

二人で