歌詞
ハト時計と泡
CHERU
ねぇ
どんな時も朝には笑いたいな
昨日ひどく哀しい
うたをうたっていたとしても
食べかけのパンまだ温かいから
わたしはまだ思いふけっていたいの
思い出す風景 風揺れる長い髪
回るオルゴールみたいに動く影
あの子はどうして あの髪を
切ってしまったのかな
ハト時計が顔出したなら
ほおづえをついたテーブルを立って
わたしはもう出掛ける時間だ
ねぇ
哀しい時も朝にはハミガキしたね
鏡の前に立ち
髪をととのえ準備をしたね
すれ違う人 顔見合わせる人
皆 抱える筈の
想いを巡らせてみる
手を繋ぎ歩いた道 皆一つ持ってて
いつまでも この道を
歩きたいと思うのに
こんな光の日は 胸に甦りそうで
大きなものなくした後
声をころした 一人になった
その後 誰もそっと笑うのね
ハト時計が顔出したなら
声をころした 一人になった
その後わたしも 又笑うのね
泡のように 現れ消える
泡のように 優しくつつむ
泡のような わたしの全て
- 作詞
NON
- 作曲
NON
CHERU の“ハト時計と泡”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
omamori
CHERU
- 1
FANTASY ZOMBIE
CHERU
- 2
幻をあつめて
CHERU
- 3
GG
CHERU
- 4
今日の悲しみさん
CHERU
- 5
ネモフィラの丘
CHERU
- 6
心を知って
CHERU
- 7
窓越しの雲
CHERU
- 8
花の種
CHERU
- 9
sketch
CHERU
- ⚫︎
ハト時計と泡
CHERU
- 11
JUNE
CHERU
- 12
満天
CHERU
CHERUのファーストアルバム「omamori」。
2021年の6月2日から26日まで、神奈川の端にある小さな山荘と
そこから歩いていける小さな森で毎日歌い、録音された12の曲たち。
思いもよらないことばかりが起きる不透明なこの時代、この世界の中で、
PoPoyansとして活動をしていた頃から紡がれていた曲と、今新たに紡がれはじめた曲たち、過去と今は繋がりあうように7年越しのアルバムが完成しました。
春と夏の間にある短い時間、森に生きる生き物、真っ暗闇に昇っていく大きな星。
気づかないだけで、本当はいつもそばにあるはずのもの。
ガッドギターと声は響きあって、目には見えないものたちと繋がっていきます。
この時この場所だからこそ、生まれた詩。
「omamori」は、わたしたちがまたこの先の世界へと歩いていく時に、そっと寄り添ってくれるアルバムです。