性食ノ業のジャケット写真

歌詞

性食ノ業

ラムダ

笑う 無数の影

血で書いた値札(プライス)が ぶら下がる夜

指輪(リング)隠して 子宮へ種を撒く

家庭の影 薬指の跡 闇に隠す

そらす視線と 消える通話(コール)

逃げ足だけ 速いハンター

False Husband!

破れた誓い くたばれ!

甘いフォトフィルター 嘘を盛る唇

ウーバー彼 ゴチハラ ウォレットだけ ニヤツク

“夢追い”クラファン ゼロの実績

紙コップみたいな愛を 飲み干してポイ

Velvet Parasite!

抜け殻のウォレット ごちそうさま!

右も左も 胃袋の中

獲物が変わるだけ 欲望は同じ

肉と嘘が腐る匂いで

夜の街が 胎動する

SEX-PLOI-TA-TION!

性(からだ)を食いあう 共犯者(おまえら)

CAR-NAGE OF TRUST!

信頼を噛み千切る悪夢

誰もが傷つけ 誰もが傷つく

欲望に沈む 顔なき捕食者(ハンターズ)

NO GOD, NO SHAME!

この地獄(ヘル)で 吠えろ

誰かの胎(ふところ)で泣くツギハギの未来

契約書(ペーパー)は燃えて 責任は灰

「互いに利用」――吐き気のゲーム

もう飽きた ここで終わらせる

嘘と欲望 ミンチにしろ!

使い捨ての身体 焼却しろ!

鼓膜に刻め 憎悪のドラム

臓腑を揺らす 低弦(ベース)の罰

SEX-PLOI-TA-TION!

DIE!

CAR-NAGE OF TRUST!

CRY!

「愛」を喰いちぎり 「夢」を飲み干し

骨だけ残る 無限の宴

怒りの声で 鎖を砕け

私は獣でも 獲物でもない!

残ったのは 濁った夜と

かすかな脈(ビート)――

まだ、終わらせない。

  • 作詞者

    Junya

  • 作曲者

    Junya

  • プロデューサー

    Junya

  • ボーカル

    ラムダ

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    性食ノ業

    ラムダ

**『性食ノ業』**は、「独身だ」と嘘をついて近づき、既婚者であることを隠したまま女性を妊娠させ、責任から逃げる──そんな現実に対する、怒りと拒絶を叩きつけたメタルロックナンバーです。

指輪の跡を隠し、通話を切り、証拠も感情も切り捨てていく“ハンター”たち。クラファンや甘い言葉でごまかしながら、使い捨ての紙コップみたいに「愛」を飲み干して捨てていく姿を、鋭い歌詞と重たいリフ、咆哮するデスボイスで容赦なくえぐり出します。

男か女か、どちらが悪いかという単純な話ではなく、性と嘘と責任放棄が当たり前のように回っていく、この歪んだルールそのものにNOを突きつける一曲。「私は獣でも、獲物でもない」と叫ぶラストのフレーズは、性被害に沈められたすべての声なき人たちへの、小さくても確かなカウンターパンチとして刻まれています。

アーティスト情報

Lambda Records

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