Écho d'Azurのジャケット写真

Écho d'Azur

トラックリスト

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フランス、パリ在住シンガー・ピアニスト、古瀬里恵(ふるせ りえ)トリオの2作目。
このアルバムは、フランス全土の外出制限下でパラドキシカルにも多くの人々が「孤立」を共有した去年の春、そしてそれに続く夏に生まれた。
1曲目の最初の2つの音は、外出制限が解かれた5月にピアノ調律師が鳴らした音からインスピレーションを得た。曲名の「チューニング(調律)」の通り、制限下で自分自身と向き合い、精神を統一した経験を音で表現。
そして « Further and further, deeper and deeper » では、不便な生活で何度もくじけそうになっても、前進することの大切さを自分に言い聞かせ続けた毎日を歌った。
夏が訪れると、これらの制限がようやく緩和された。« Écho d'Azur » と « Summer Unleashed » を聞きながら、大きな解放感を味わい、コート・ダジュールを眺めて自然の美しさを再発見した喜びを感じてもらいたい。
最後の曲では、琉球の音階に乗せて南風が吹き抜ける。先の見えない日々が続く中、故郷を想い、より明るい明日への希望を南風に託した。
アルバムは、著名なイギリス人作詞家、クリス・モズデル(マイケル・ジャクソン、エリック・クラプトン、坂本龍一、YMOなどに歌詞を提供)とコラボレートした « Sugarcane Rain »や« The One »や、パリの若いシンガーが奏でるハーモニーによって、より彩り豊かな作品になった。

過去ランキング

Écho d'Azur

Apple Music • ジャズ トップアルバム • フランス • 13位 • 2021年3月4日

アーティスト情報

  • Rie FURUSE Trio

    パリを拠点にヨーロッパ、アメリカ、中東、そしてアジアで活躍する日本人ジャズヴォーカリスト、ピアニスト 「古瀬 里恵」。 コンテンポラリー・ジャズ、フュージョン、そしてジャズ・ポップのスタイルからなる、その個性的なスタイルは、世界を飛び回るグローブ・トロッターならではのもの。これまでに ロンドンやパリの老舗ジャズクラブ「ロニー・スコッツ」「サンセット・サンサイドジャズクラブ」などで演奏、世界のオーディエンスから賞賛を得ている。  日仏交流160周年を迎える今年、 第二の故郷となったフランス、パリで活動を共にするトリオ〔ガブリエル・ゴス (ギター)、マーク・ピュジョル (パーカッション)〕と共に録音した初のアルバム「Semba」をリリース。このアルバムのために故郷の熊本民謡、「おてもやん」や「あんたがたどこさ(フランス語タイトル Semba )」をジャズにアレンジし、“ Nipponese-Parisian ” Jazz のエスプリを作り上げた。  そしてフランス全土で行われた隔離期間中に製作した楽曲を含む新アルバム「Écho d’Azur」では、コスモポリタンなサウンドが楽しんでもらえる。現在アルバムはiTunesやSpotyfyで世界展開中。

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