

観測史上最高の豪雨の秋田
氾濫する三種川
緊急アラームが鳴り響き
町の放送が危機を知らせる
叔母さんの車に乗って
八郎潟の残存湖を左手に通り過ぎ
雨の向こうに見えた懐かしい高台
友川カズキを聴きにゆく
ゆめろんへ聴きにゆく
一人ぼっちは絵描きになって
生きてるうちは死にたくないと呟く
田舎臭い円形テーブルを回して
隣の叔父さんとハードロックの話をする
日本酒、山本を茄子の漬物と煽る
残ったフライドポテトが
理科の先生を呼ぶ
何かがぐるぐる回っている気がする
友川カズキを聴きにゆく
ゆめろんへ聴きにゆく
一人ぼっちは絵描きになって
生きてるうちは死にたくないと呟く
- 作詞者
鈴木 諭
- 作曲者
鈴木 諭
- ミキシングエンジニア
鈴木 諭
- マスタリングエンジニア
鈴木 諭
- ギター
鈴木 諭
- ボーカル
鈴木 諭

鈴木 諭 の“友川カズキを聴きにゆく (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)”を
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- 1
犬の川 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 2
空っぽの青い犬小屋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 3
じゅんさいになった猫 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 4
亀のいる木橋 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 5
泣いているのはなまはげです。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 6
遠い昔の冬の空 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 7
ブラジルで夢を見よう。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 8
たった一つだけの記憶 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 9
朗読・帰郷 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- ⚫︎
友川カズキを聴きにゆく (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 11
朗読・自殺者対策会議 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 12
裏日本 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
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- 13
朗読・生きてて良かった。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 14
アトピーのうた (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 15
盛岡、雪。上田病院。 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 16
朗読・月曜日の雪 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 17
月曜日の雪を知っている (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 18
朗読・27年前 (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 19
私は婆さんの死を知らない (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 20
アンコール (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
- 21
夏の風はいつも苦しい (Live at 工房ムジカ 2024.07.20)
鈴木 諭
2024年7月20日に工房ムジカにて行った、初・独演会『27年前の私に送る秋田の詩たち。』の模様を全編音源化。当日は酷い雷雨。演出かのように入り込む雨と雷の音。ライブの内容も圧巻。
店主・葛原りょう氏はライブ後に、以下のように書き残している。
「こんなに全身血の気の全力で引くライブは初めてだ。
圧倒的な虚無感。語りの冴えが痛ましく、リアルの極み。
月曜日の雪。犬の川。亀の串刺し、ばあちゃんの遺影。
上田病院。アトピーの歌。怒涛のギターの畳みかけ。
言い尽くせぬライブだった。
たしかに梅雨明けの日暮里は雪国だった。」
筆舌に尽くしきれぬ地獄の世界、心して体感して貰いたい。
いざ、地獄の世界へ。
アーティスト情報
鈴木 諭
地獄の詩世界と秋田弁ブルースを唄う、ただの秋田県人。じゅんさい王国(旧・山本町)出身。2023年頭より弾き語りを本格始動し、代表曲である『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞を得た。また秋田弁ブルースは「何を言ってるか全く分からないけど面白い」等の声を集め、ライブの重要要素の一つとなっている。
鈴木 諭の他のリリース
哥処 墨林庵