Soda Floatのジャケット写真

歌詞

乱反射

Gokuraku Virtual.

海岸まで続くこの道を

歩く僕は

ひとりで笑ってる

眩しい世界の笑い声が

聴こえてくる

まだまだ消えずに

いてくれるはず

遠い空浮かぶ

オレンジ色 燃える

僕の心を

狂わせるんだ

湿度計は70度をまわり

渇いている

心に貼り付いてる

君への欲望を

吐き出せたら

どんなにいいのにな

この夏が

遠い空浮かぶ

太陽に染まってく

夜の街を

狂わせたんだ

少しだけ

少しだけ

少しだけ

少しだけ

少しだけ

少しだけ

  • 作詞者

    服部 雄一, 中村 比呂人

  • 作曲者

    服部 雄一, 中村 比呂人

  • プロデューサー

    服部雄一, 中村 比呂人

  • ソングライター

    服部 雄一, 中村 比呂人

  • プログラミング

    服部 雄一, 中村 比呂人

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『Soda Float』は、眩しい夏の光と、その背後で揺れ続ける世界の不穏さを、9つのエレクトロニック・トラックに閉じ込めたアルバム。

工場に囲まれた街で見た青空、月明かりの下で踊る君、真冬のレストランの温かなスープ、病が治ったら出かけたいピクニック、海へ向かう列車、甲州街道のドライブ、テーブル越しに微笑む人、湾岸線に差し込む朝日。歌われるのは、過ぎ去った記憶や、誰かと過ごす何気ない時間である。しかしその風景には、ミサイルの音、地下室で震える人々、煙のように消えた街、トーストを焼く日常さえ叶わない遠い国の現実が絶えず入り込んでくる。

デトロイト・テクノやミニマルを基調とした速いビートは前へ進み続けるが、メロディと歌声は水の中にいるように淡く揺れる。海、雨、涙、雪、朝靄、カクテル、日々の泡。繰り返し現れる水や光は、記憶と現実の輪郭を溶かし、目の前の幸福が永遠ではないことを知らせる。

冷たいソーダの上に浮かぶアイスクリームは、甘く、眩しく、やがて溶けて形を失う。「Float」という言葉には、記憶と明日、都市と海、夢と現実のあいだを漂う、このアルバムの主人公たちの姿も重なっている。

『Soda Float』は、不穏な世界から目を逸らすための音楽ではない。ミサイルや病、遠い国で失われている暮らしを忘れないまま、それでも誰かと食べ、出かけ、恋をし、普段どおりの朝を迎える。その一瞬の幸福が消えてしまう前に、光と泡の中へ焼き付けようとするアルバムである。

アーティスト情報

AFURI Musique

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