heimatlos Front Cover

Lyric

uretsunokuruizemi

kehre.

一列に満ちていく薄紅を追い越す

心地よい加速が眠り妨げぬように

赤は濃く青に溶け 幼目にも滲んでく

薄陽に照らされた色のない顔

放物線を描く 低空飛行は何処へ

焼かれはじめた友を 次の風がさらうまで

芽を摘んだ汚れた指を洗う水の温かさ

青くなった葉の下で 呼吸は速いままで

願うなら 潰れた目で 睨む空 引き寄せて

散り急ぐ僕ら 刺す陽が射る 眩しさに手が届く

ゆらゆら 気の早い狂い蝉か

不揃いの蛹か 死に急ぎ果実齧る

ひらひら 昼下がり裏切り

夏の速度に追い越され 日傘さす手を払った

この世界を 知らずか舞う 指を逃げた花

はじめて笑う 触れた気がする 水のような優しさに

願うなら 潰れた眼で 睨む空 引き寄せて

散り急ぐ僕ら 刺す陽が射る 眩しさに手が届く

  • Lyricist

    rinna

  • Composer

    rinna

heimatlos Front Cover

Listen to uretsunokuruizemi by kehre.

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This is a mash-up work for digital distribution that includes some songs from the two mini-albums "lost feathers" and "lost flowers" released by kehre. in 2022, as well as the latest song "initiation".

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