夏のしるしのジャケット写真

夏のしるし

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トラックリスト

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風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける
百人一首98 従二位家隆
(現代語訳:風がそよと楢の葉を吹き渡る、このならの小川の夕暮れは、もう初秋の趣がするが、ただ夏祓いのみそぎだけが夏の証であったことよ。)
夏と秋と行きかふ空の通ひ路は片へ涼しき風や吹くらむ
古今和歌集 夏歌 168 躬恒
(現代語訳:過ぎ去る夏と、これから訪れる秋とが行き違う空の道では、秋の路にあたる道の片側に、涼しい風が吹いているであろう。)
 2016年の夏、イタリア北部の町、ノヴァフェルトリアでのオペラ講習に参加し、日本歌曲を現地の方々に演奏する機会に自作もとりあげていただき、サンマリノ共和国にある神社にも詣で、そこで本作を献歌、初演した。遠く日本から離れたイタリアの地に自分の音が響き、まさに人生の風向きを変えてくれた歌として「夏のしるし」は私の心に刻まれる。曲はゆったりとしたテンポで進み、みそぎの儀式を感じさせるが、中間吹きゆく風の素早さが、季節の移ろいを伝えている。

アーティスト情報

  • 次郎丸智希

    次郎丸智希 作曲家・ピアニスト・朗読家。福岡出身。大阪大学文学部卒(音楽学)、同大学院修了(ドイツ文学)、神戸大学大学院人間発達環境学研究科・博士課程修了(人間表現専攻)博士(学術)。第17回万葉の歌音楽祭・大賞、第28回TIAA全日本作曲家コンクール(重唱・合唱の部)第1位受賞。文学と音楽両面からアプローチする独自の作風で多くの作品を発表。現在、フェリス女学院大学・グローバル教養学部・文化表現学科・音楽身体表現専攻・准教授、お茶の水女子大学講師。主な作品に、独唱・重唱・合唱のための《百人一首によるうた》《万葉名歌集》、カンタータ《まかる空~竹取物語より~》、ピアノ4手連弾のための《MUSEUM》他多数。研究論文『武満徹作品における音楽語法の変遷―SEAモティーフを中心に―』、『武満徹作品における引用~《夢の引用―Say sea, take me!―》を中心に~』『歌曲の実践と文芸』『武満徹の音楽語法「SEAモティーフ」の萌芽と生成 ~《鳥は星形の庭に降りる(1977)》と《遠い呼び声の彼方へ!(1980)》の比較を通して~』

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