Lyric

凡人街道で喰らうハイドレート

まあ死体みたい 動けない 懐古恋旧

思い出した 空を飛びたかった

むせかえる息 陽の光

凡人街道を俯瞰する鷹よ

「お前の羽じゃ飛べない 冗談じゃない」

理解しているのだ 憧れただけじゃ…

痩せこけた頬を捻った

遠い空が滲んだ

低迷と無精の牢獄で眺めた

塔の上で鳴く己の幻想を

吐き出す様に言った 血盟の火を背に

「この世界は僕だけのもの」

喧騒に染まった夕暮れにかざした手

何も知らない有象無象の野次を

掻き消して走った 息継ぎも忘れて

「この世界は僕だけのもの」

いつでも"才能"のニ文字に眩んでいた

やっと今なら飛べるよ

劣等の先の光まで