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『Void XXII』はこれまでデジタルやCDRでリリースされてきたVoidシリーズの最新作で今回はvoidシリーズとしては始めてCDとしてリリースされる。三国志の諸葛亮孔明の事績からインスピレーションを受けて制作された前作『Autumn Breeze』に続く中国史シリーズの2作目となっている。今作では主に宮崎市定の著作(主に中国史関係)から多大なるインスピレーションを受けたものになっていて、そこにはダイナミックに人間の喜怒哀楽や愚かしさなどが描かれており、このコロナウィルスで困難な現代社会にも通じるものがあった。そこで今作ではこの宮崎市定の著作や現代社会の状況を受けメロコリンックなものが多く収録されている。
収録曲は2020年に録音された曲からセレクトされており、全体として架空の映画のサウンドトラックとして響くように構成した。またいくつかの曲ではカセットテープに録音し、それをまた加工するという試みもなされていてサウンドのローファイな質感やヒスノイズなどもサウンドの一部となって響くようになっている。