Lyric

ああ　乗るはずだった山手車内で

君と出会ったかもしれなかった

見える富　言える都民

見える富　言える都民

燃える富　褪せる都民

還る都市　巡る都心

この街で僕は大人になってない

あの町で君は子どもだったんだね

この街を人は踏み台にしてのぼる

のをみながら僕はコーヒーを飲んでいる

ああ

去るはずだった　切るつもりだった

君と出会わない日を探していた

歩道橋はいつも　日のもとで錆びて

僕と違わない人眺めていた

見える富　言える都民

燃える富　癒える都民

消える富　焦る都民

巡る都心　捲る年

この街で僕は言葉になってない

あの町じゃ君も大人だったんかな

この街をいつか踏み台にして蹴れよ

高く飛べば僕ら爽快に死んでいる

どの街の人も大人になってない

その街もどこも孤独だったんだね

この街を人は贖罪にして駆ける

のを見ながら僕は境界を踏んでいる

境界を踏んでいる

境界を踏んでいる

境界を踏んでいる

境界を踏んでいる

音階に富んでいる

境界を踏んでいる

東京を蹴っている

境界を踏んでいる