RUN THE EDGEのジャケット写真

歌詞

Silent Fracture

RADIAL VECTOR

消えていく言葉の跡

Traces of words fading slow

手の中でほどけていく夜

The night unravels in my hands

触れれば壊れそうな記憶

Memories fragile like broken glass

あの日の声はまだ胸の奥で眠ってる

Your voice still sleeps deep inside

見なかったことにした傷

Wounds I pretended not to see

静かにひび割れていく

Cracking quietly beneath the light

言えなかった「さよなら」が

The unsaid goodbye

今も行き場のないまま

Still has nowhere to go

Silent fracture in my heart

心に走る無音の亀裂

Can you hear it in the dark?

暗闇で聞こえるだろうか

If our worlds drift apart

世界が離れてしまうなら

Let me break just once for you

一度だけ、君のために壊れていい

焼け落ちた想いを拾い集めて

Picking up the ashes of my thoughts

まだ消せない光がある

There’s a light I still can’t erase

願いごとは灰になって

Wishes turning into ash

風に混ざり消えていった

Scattered into the wind

「もう戻れない」とわかって

Knowing we can’t return

胸が静かに沈んでいく

My heart slowly sinks again

夜明け前の呼吸だけが

Only breath before the dawn

この孤独を繋ぎ止めてる

Holding my loneliness together

震える声で叫びたいけど

I want to scream your name

まだ言葉にならない

But I can’t say it yet

Silent fracture turns to flame

亀裂は炎へ変わり

Break the silence, call your name

沈黙を破り君を叫ぶ

Even if the world won’t stay

世界がもう戻らなくても

My heart will light your way

僕の心が君を照らす

静かにまた夜が閉じる

Night quietly closes again

ひび割れの向こうに光がある

Beyond the fracture, a tiny light

  • 作詞者

    RADIAL VECTOR

  • 作曲者

    RADIAL VECTOR

  • プロデューサー

    RADIAL VECTOR

  • ギター

    RADIAL VECTOR

  • ボーカル

    RADIAL VECTOR

RUN THE EDGEのジャケット写真

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RADIAL VECTOR 1stアルバム「RUN THE EDGE」は、ネオンが瞬く都市の“境界=エッジ”をひたすら走り抜ける者たちの物語を描いた、電圧系エレクトロロックの集大成である。
崩壊と再生の狭間を疾走するスピード、静寂と爆発を行き来する感情、そして都市の奥底で脈打つ電子ノイズ??
全10曲(※仮)のサウンドは、まるで〈闇の中で光を探し続ける衝動〉そのものだ。

高電圧ギターの切れ味、インダストリアルなブレイクビーツ、無機質な都市景観、そして静かに燃える激情。
RADIAL VECTOR がこれまで築いてきた世界観を濃密に凝縮し、さらにその先へ踏み込んだ作品となっている。

「RUN THE EDGE」は、逃げるためではなく、
〈誰も踏み込んだことのない夜の境界を走る〉ためのアルバムだ。

アーティスト情報

  • RADIAL VECTOR

    RADIAL VECTOR(ラジアル・ベクター)は、電子ノイズとロックサウンドを融合させた“ネオン都市型エレクトロロックユニット”。 鋭利なギターリフ、金属的なブレイクビーツ、そして静と爆発を行き来するエモーショナルなボーカルが特徴で、 崩壊と再生、衝動と静寂といったコントラストをテーマとした楽曲世界を構築している。 都市の闇に差し込むネオンの光、電子回路のように脈打つサウンド、 そして人間の内面に潜む“壊れそうな衝動”を音として可視化し、 作品全体に映画的な緊張感とエネルギーを宿らせている。 ワンオクのエモーショナルさと、Boom Boom Satellites の電子的破壊力を併せ持つ、 現代エレクトロロックシーンの中でも異彩を放つ存在。

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