

未来(あす)を濁した 氷のグラス
飲み干すように 席を立ったの
二年の月日 置いていくよう
冷たい夜風 肌を刺す街
人波へと 紛れ込む私
わざと遅く 歩く交差点(スクランブル)
追いかけてなど 欲しくないのに
ショーウィンドウ 影を探すの
青に変わる 信号(シグナル)見つめて
逃げる人から 心離すわ
振り返るのを もう諦める
明日の行方は 私が決める
夜のネオン 眩しすぎるほど
孤独の輪郭(ライン) 濃く映し出す
国道沿いの 冷たいフェンス
見つめた夜と 同じ匂いね
核心(こたえ)をはぐらかし 微笑むだけの
ぬるい優しさ 手放す夜半よ
私が私を 見失う前に
ヒール鳴らして 地下へと降りる
青に変わる 信号(シグナル)見つめて
逃げる人から 心離すわ
振り返るのを もう諦める
後悔など 置き去りにするわ
歩き出すの 雑踏のなかへ
振り向かずに 帰る指定席(シート)へ
掛け違えてた ボタンひとつを
地下の灯りで 掛け直すだけ
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

Akemi の“二人のシグナル”を
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二人のシグナル
Akemi
「二人のシグナル」は、口論の途中で店を出た女が、追いかけてこない相手を待つ自分をその場で降りる夜を描いたミディアムテンポのシティポップ。
未来を濁した氷のグラス、わざと半歩遅く渡る交差点、影を探してしまうショーウィンドウ、国道沿いの冷たいフェンス、そして青に変わる信号――人波の速度に押し流されていく数十秒のなかで、待つことをやめる瞬間が静かに立ち上がっていく。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、追われなかったことよりも、追われるのを待っていた自分のほうを引き受け、振り返るのを自分の意志でやめる大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやアーバン・ポップが持っていた、雨上がりの繁華街、夜の交差点、名前を呼ばれなかった数秒を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
呼ばれたのかどうかも分からないまま青が変わり、ヒールを鳴らして地下へ降りていく。
掛け違えたボタンをひとつ、地下の灯りで自分の手で掛け直す――そんな夜のなかの静かな決着を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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nanayon music



