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声の多重録音を用いた初のエレクトロニクス作品。猫の鳴き声のようなヴォカリーズが、倍音唱法によって歌われています。母音の発音によって変わる倍音、基音のゆらぎ、そして時折り鳴るリップノイズといった不確定な要素があえて残されることで、声のピュアリティがより引き出されています。

アーティスト情報

  • 松本真結子

    長野県出身、現在は東京を拠点に活動する作曲家。 曖昧なイメージや⾳と⾳の関係性によって紡がれる⾳響空間への探究が作曲活動の軸にあり、主な作品として、⻑野県の神楽を引⽤した「Kagura ParaphraseⅠ-Ⅱ」(2020, 2024), アンサンブル・ノマド委嘱「瞼の裡に、」(2023), NHK 委嘱オーケストラ作品「流転の星々」(2024)が挙げられる。ダンス作品への楽曲提供、美術等の他ジャンルとの共同制作のほか、⼦どもから⼤⼈まで幅広い層に向けた⾳楽ワークショップにも取り組む。

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