Lyric

今輝く日々に背中を向けて

前のない闇に彷徨うのは

そう　記憶の中の悲しみだけが

影を残して惑わせたから

追いつきたい明日はいつしか彼方に

「闇夜に咲く小さな花」　ないのに求めて

点を結ぶ爪先　答えはこの先に

本当にあるのかな　Ah　何もわからない

可能性ばかり叫んだあの頃に

未来の儚さを見せつけるみたいに

表からじゃ見えなかった　隠された世界

あの日の景色　守るため沈むの

あの答えに意味を求めた果ての

夢に見た愛に戸惑うなら

もう　奇跡も何も幻だから

息を殺して夜を征くんだ

追い抜きたい昨日もいずれは彼方に

後ろに立つ光の影　ない道照らして

線をなぞる指先　追われたその先に

真実はあるのかな　Ah　パズルは解けない

「優等生みたい」　蔑むような声

宿命の切なさを押し殺すみたいに

上辺だけじゃ触れやしない　隠された世界

揺らいだ景色　映すため潜るの

追い越したいあの日の自分にさよなら

独りで待つ希望の果て　夜空に映して

傷を撫でる筆先　いつかの夢を描く

現実の痛みさえ　Ah　鈍くなるくらい

未完成な愛　目覚めたその時に

歪んだ絆ごと包み込むみたいに

白い道を黒で照らす　隠された世界

あの日の景色　守るため沈むの