※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
クラシック音楽の素養と、精緻に構築されたエレクトロ・インダストリアルが融合した、harshrealmならではの世界観。2014年発表の本作は、よりギターに依存しない、緻密で洗練されたエレクトロサウンドへと歩を進めたEP作品。
ダンサブルなリズムとグリッチ・ノイズが交錯しながら、ピアノやストリングスによる有機的な美しさを内包。
リード曲「Fahrenheit」では、リズムの強化と再構成が施され、原曲のテンションを新たな形で引き継ぐ。
また、「Vers la flamme」では、リリカルなメロディとインダストリアルな緊張感が同居し、独自の緊迫感を描き出す。
随所に挿入された「Reply」や「LahaR (Preformatted)」などの小品も、harshrealmの美学を支える重要な要素。
クラシックの構造美と、ポスト・ロック的な陰影、そしてクラブミュージックの躍動感が交差する、短編ながら濃密な一作。
福岡を拠点に活動する音楽ユニット。ポストロック、インダストリアル、エレクトロニカ、クラシックを融合し、静寂と狂気、幻想と現実の狭間を描く独自の音像を探求している。2019年7月、EP『delirium in alice』をリリース。本作は、J.S.バッハ《ゴルトベルク変奏曲》やディラン・トマスの詩「And death shall have no dominion」などへのオマージュを織り込み、重厚なビートと静謐な旋律が交錯する全6曲を収録。 新体制として、FINN(Vo, Synth, Programming, Mixing)を中心に、Hayato(Gt)、eichi(Ba)、Tatsuya Yagami(Dr)が参加。Hayatoが制作にも深く関わり、FINNは全体のサウンドディレクションを担当。 音楽というフォーマットで「何を残すべきか」を追求した、緻密で深淵なアートワークがここにある。
LEGITIMACY records