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歌詞

あの花がひらく頃

暗がりが今日の色を全部決めてしまって

上の空 なぞった 小さく夢見た幸せ

あたりが息を潜め

怖がりながら引き寄せられてく

まだなにも知らない僕に自由を歌っておくれ

曖昧に響く笑い声絶やさないでいて

あの花がひらく頃 同じよう強く手握るよ

ここにはもう転げる子供たちの声もなく

慣れ親しんだ落書きも時間が止まったままで

目に映らない事に自分の命を奪わせないでいて

全て知った顔の君に 一度だけ口付け贈ろう

大概が虚しく

燃やし尽くせない灰の中

君というやわらかな風が僕をそっと包むよ

夢見ていたんだ今日まで

巡り合える事

この先どこまでも委ねていたい

一人きりで生まれ 初めから欠けた心に

流れていた涙さえいま全部抱きかかえるよ

永遠に響く笑い声絶やさないでいて

この花がひらく頃 同じよう強く手握るよ

  • 作詞

  • 作曲

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上⽩⽯萌⾳のアルバム『note』収録の”⼟砂降り”の詞を担当したことも話題の北海道出⾝のシンガー・ソングライター、爽(sawa)。

すでに配信シングルとしてリリースされている「RAINY」「ハルジオン」を含む7曲を宅録・リモート中⼼に紡がれている。
共同アレンジ・ディレクションにOffiicial髭男Dismや奥華子、ポルノグラフィティ等の制作やライブで活躍するKeyboardistの幡宮航太が参加し、爽の持つ素直なPOPSとルーツであるオルタナR&Bを丁寧に混在・昇華させた聞き応えのある作品になっている。
またTrack-1「answer」をはじめ、自主リリースながら多くの収録曲がテレビCMやweb CM等のタイアップに抜擢されている。

2020年の閉塞的な社会状況のなか、⼈との繋がりや⽣活に焦点を置きながら、⾃⾝を育てた環境への恩返しを込めて故郷・札幌から自主リリースした今作は、アーティスト・『爽』の言葉・音全てを恋しく感じる、苦しさのある日々にそばに置かずにはいられなくなる一枚。

アーティスト情報

KNOLL RABEL

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