

僕のこの想い
君への執着
人並みなんかじゃない
何から何まで
知りたい
君のこと全て知りたいよ
全てを捧げる
準備はできている
君のために生きる
少し重いくらいの愛の方が
ちょうどいいと思うの
オレンジ色のこの光は
僕らの終わりを告げている
ふたりを照らすこの夕陽は
深く暗い夜の始まり
君に愛される
夢を見たんだよ
おもむろに肩を
寄せてきた君の
孤独に合わせて
言葉を重ねた
朝陽はもう要らない
君を知りたいの
君のものになりたい
オレンジ色のこの光は
僕らの終わりを告げている
ふたりを照らすこの夕陽は
深く暗い夜の始まり
- 作詞者
Tom Wanda
- 作曲者
Tom Wanda
- プロデューサー
Tom Wanda
- ボーカル
志河枕
- ラップ
志河枕
- プログラミング
Tom Wanda

志河枕 の“新月”を
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- ⚫︎
新月
志河枕
恋が終わるとき、すべてを壊したくなる衝動がある。冷静になんてなれないし、前向きになんて到底思えない。ただ、真っ暗な夜にひとり残されて、どうしようもなく“君”のすべてを知りたかった自分だけが残る。
『Lone Wolf』という孤独の名を冠したアルバムに収録されるこの曲「新月」は、まさにそんな夜のど真ん中で生まれた。時計の針が日付を超えても、眠れずにいる心のざわめき。IDMの鋭利で不安定なビートに身を委ねながら、破壊衝動にも似た執着を静かに吐き出すようにして、この曲は紡がれた。
「少し重いくらいの愛がちょうどいい」
そう歌う声は、きっとどこか壊れている。けれど、それがどこまでもリアルで、美しい。オレンジ色の夕陽がふたりの終わりを照らし出すとき、夜の深さを受け入れる覚悟がこの曲にはある。
見えないはずの“新月”に、あえて名を与えるように。これは、恋の終焉に手を伸ばした孤独な魂の記録だ。
アーティスト情報
志河枕
Cigamacla(シガマクラ)、北海道札幌市出身、2003年生まれ。従来のヒップホップとは異なり、愛と孤独をテーマに革新的なサウンドで新たなシーンを牽引するZ世代の台頭。
志河枕の他のリリース
Cotton Lights Music