新月のジャケット写真

歌詞

新月

志河枕

僕のこの想い

君への執着

人並みなんかじゃない

何から何まで

知りたい

君のこと全て知りたいよ

全てを捧げる

準備はできている

君のために生きる

少し重いくらいの愛の方が

ちょうどいいと思うの

オレンジ色のこの光は

僕らの終わりを告げている

ふたりを照らすこの夕陽は

深く暗い夜の始まり

君に愛される

夢を見たんだよ

おもむろに肩を

寄せてきた君の

孤独に合わせて

言葉を重ねた

朝陽はもう要らない

君を知りたいの

君のものになりたい

オレンジ色のこの光は

僕らの終わりを告げている

ふたりを照らすこの夕陽は

深く暗い夜の始まり

  • 作詞者

    Tom Wanda

  • 作曲者

    Tom Wanda

  • プロデューサー

    Tom Wanda

  • ボーカル

    志河枕

  • ラップ

    志河枕

  • プログラミング

    Tom Wanda

新月のジャケット写真

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    新月

    志河枕

恋が終わるとき、すべてを壊したくなる衝動がある。冷静になんてなれないし、前向きになんて到底思えない。ただ、真っ暗な夜にひとり残されて、どうしようもなく“君”のすべてを知りたかった自分だけが残る。

『Lone Wolf』という孤独の名を冠したアルバムに収録されるこの曲「新月」は、まさにそんな夜のど真ん中で生まれた。時計の針が日付を超えても、眠れずにいる心のざわめき。IDMの鋭利で不安定なビートに身を委ねながら、破壊衝動にも似た執着を静かに吐き出すようにして、この曲は紡がれた。

「少し重いくらいの愛がちょうどいい」
そう歌う声は、きっとどこか壊れている。けれど、それがどこまでもリアルで、美しい。オレンジ色の夕陽がふたりの終わりを照らし出すとき、夜の深さを受け入れる覚悟がこの曲にはある。

見えないはずの“新月”に、あえて名を与えるように。これは、恋の終焉に手を伸ばした孤独な魂の記録だ。

アーティスト情報

Cotton Lights Music

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