

琥珀(アンバー)のグラスに 沈む氷
ピアノの音色(ノイズ)が 満ちるラウンジ
貴方から預かった 真鍮の鍵(キー)
重たい輝き 見つめている
遅れて現れる いつもの夜
時計の針だけが 進んでゆく
16号から 辿り着いた街
私が選んだ 指定席(シート)だもの
真鍮の チェックアウト
溶け出した水が 縁を濡らす
コースターの横に 鍵(キー)を置いて
借り物の時間は ここでおしまい
私へ戻るための サイレンス
グラスの氷が 小さく鳴る
飲み頃はとっくに 過ぎたみたい
大理石(マーブル)の床に 響くヒール
迷いのない 私のリズム
回転扉(ドア)を抜ければ 冷たい夜風
ため息じゃなく 深呼吸なの
手ぶらになった 右のポケット
驚くほどに 軽やかで
夜の匂いが 輪郭を持つ
真鍮の チェックアウト
グラスの隣に 鍵(キー)を残して
手放したはずの 指先がまだ
ほんの少しだけ 熱を帯びてる
綺麗に片付かない ミッドナイト
Melting amber
Heavy brass key
Lingering heat
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

Akemi の“真鍮のチェックアウト”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
海辺のソルフェージュ
Akemi
- 2
孤独のディシジョン
Akemi
- 3
サヨナラの速度
Akemi
- 4
砂嵐のセレナーデ
Akemi
- 5
記憶のエンドグルーヴ
Akemi
- 6
指先のプライオリティ
Akemi
- 7
夜のバランス・コントロール
Akemi
- 8
黄昏のクロス・フェード
Akemi
- 9
トパーズの街
Akemi
- ⚫︎
真鍮のチェックアウト
Akemi
- 11
雪のリフレクション
Akemi
- 12
インターチェンジ・ブランク
Akemi
- 13
成層圏のオート・パイロット
Akemi
- 14
西海岸のミステイク
Akemi
- 15
北ウィングのセパレーション
Akemi
「GROOVES & TAILLIGHTS」は、テールランプの残光がレコードの終わりの溝へ沈んでいくまでを追った15曲を収めた、Akemiの3rdアルバム。
冬の海辺のホテルで書く宿泊カード、終電後のホームの公衆電話、料金所を過ぎた夜の高速、雨のレコード店で譲らなかった一枚、そして預かったままだった真鍮の鍵――助手席を降り、鍵を置き、自分の速度へ戻っていく夜の決意を、ひと続きの流れとして編んでいる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、誰かの用意した心地よさに座り続けないと決め、そのぶんの寒さを自分で引き受ける大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、夜の高速、レコード、雨の空港を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した15曲となっている。
前半は預けていたハンドルを自分の手に取り戻すまでを、後半は預けたままだった操縦桿を解除するまでを走る。
最後の一曲でタクシーの黒いドアが閉まり、告げた行き先は彼との静寂ではなくいつもの東京だった――そんな自分の速度へ戻るまでの物語を収めたアルバム。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
Akemiの他のリリース
nanayon music



