Blue Noteのジャケット写真

歌詞

Tryst

Blue Letter

急に会いたくなったって

君から届いた message

時刻見たら 22:47

明日も早いけど迷う理由なんてない

シャワー浴びて髪を整えて

財布の中身だけ確認して

玄関あけたら夜風が少し冷たくて

でも気持ちだけ変に浮いている

電車を待つホームのベンチで

君からの「まだ起きてる?」が光って

向かってる、あと少しって

打つ指が少し震えた

Home から駅までの道が

こんなに早く感じるのは

君に会いに行く夜だけで

ほんとそれだけなんだ

Tryst tonight

会っちゃだめな関係なのに

君の「早く来て」が胸に刺さる

電車の窓に映った自分の顔が

Tryst tonight

もう止まらない feeling

11時すぎの街を抜けて

会えたら全部どうでもよくなる

それだけの夜だ

電車の中で君から

「いま駅ついたよ」って text

その文字だけで鼓動が跳ねて

Seat から思わず立ち上がる

「外さむい?」って送ったら

「ううん、でも早く来て」

たったそれだけの line なのに

遠回りしてでも走りたくなる

窓の外をながれる house の light

いつもより少し静かに見えて

通り過ぎていく景色の全部が

君に近づくための background に変わる

一時間の距離なんて

どうでもよくなるくらい

君の「会いたい」が

僕を勝手に動かすんだ

Tryst tonight

ほんとはだめって分かってても

Line の「どこ?」が甘くて苦い

もう引き返せないって

自分でもちゃんと分かってる

Tryst tonight

駅に近づくたびに

心臓が変な rhythm になる

君が待ってる

ただそれだけで世界が傾く

「もうすぐ着くよ」って送ったら

既読が一瞬でついて

少し震えた「はやく」

その一言で全部飛んだ

Tryst tonight

改札を抜けたその先で

君がキョロキョロ僕を探していて

その顔見ただけで

走り寄りたい衝動があふれた

Tryst tonight

やっと会えた駅前で

君の「遅いよ」が

なんでこんなに嬉しいんだろう

触れられない距離のまま

ふたりで声を殺して笑った

帰れない夜だって分かってる

でも今だけは考えたくない

秘密のデートの始まりを

駅前の明かりが静かに照らした。

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Blue Noteのジャケット写真

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夜の静けさにふと浮かぶ、名づけようのない感情の揺れを、青の温度で丁寧にすくい上げたアルバムです。
ほんの少し触れただけで胸の奥が熱を帯び、近づきたいのに言葉にはできない距離が、
静かな甘さとなって夜を照らします。

十の楽曲は、それぞれちがう“青”の表情を持ちながら、耳元でそっと呼吸するように物語を紡ぎます。
ふれられない指先の温度、残響のように続く余韻、ため息の奥に沈むかすかな光。

恋が始まる手前の緊張も、終わりを受け入れられない痛みも、
そのどちらにも寄り添うように流れていく、深夜のラブストーリーです。

静かで、繊細で、どこか甘い。
「Blue Note」は、心に残る青い瞬間だけを集めた、夜の情緒を描く一枚です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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