Blue Noteのジャケット写真

歌詞

True Blue

Blue Letter

薄い息が冷えた部屋を切っていく

触れかけた距離だけが落ち着かない

肌の奥でゆらぐ熱が

何ひとつ言えないまま暴れてる

静かな気配に触れそうで

手前で止まるたび苦くなる

遠ざかるほど深く

近づくほど乱れる

抑えた息の奥で

言葉にならない温度が立ち上がる

夜の静けさよりも

ひらかない想いが重い

True blue deep glow

肌の下で広がる blue heat

冷たい空気の中で

落とした熱だけが残っていく

True blue slow fall

戻れない rhythm が胸を締める

触れない理由も 触れたい理由も

消えかけの光が壁を滑って

あの日の気配がまた戻ってくる

忘れたはずの温度だけ

静かに胸を押し上げる

掠めた視線の軌道が

夜の空気を歪ませる

触れなくても伝わるものが

こんなにあるなんて

声にできないほど

熱が鋭くなる

近づくたび deeper

離れるたび sweeter

True blue deep glow

胸の奥を乱す blue sway

見えない場所をひらくように

静かな甘さが呼吸を奪う

True blue slow fall

青い重さが足元を沈めて

逃げようとするほど

惹かれていくのがわかる

削れた rhythm がずれていく

誤魔化した気持ちほど

夜に溶けて戻らない

触れなかった温度が

かえって鮮やかで

正しさを失うほど

青いまま落ちていく

True blue deep glow

胸の奥で軋む blue crush

余計なもの全部

ここに置いていけると思った

True blue slow fall

声も記憶もまざり合う

逃げ場なんて必要なくて

ただ青い熱に沈んでいたい

True blue

Deep glow

Still into you

Falling into you

Still into you

True blue

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Blue Noteのジャケット写真

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夜の静けさにふと浮かぶ、名づけようのない感情の揺れを、青の温度で丁寧にすくい上げたアルバムです。
ほんの少し触れただけで胸の奥が熱を帯び、近づきたいのに言葉にはできない距離が、
静かな甘さとなって夜を照らします。

十の楽曲は、それぞれちがう“青”の表情を持ちながら、耳元でそっと呼吸するように物語を紡ぎます。
ふれられない指先の温度、残響のように続く余韻、ため息の奥に沈むかすかな光。

恋が始まる手前の緊張も、終わりを受け入れられない痛みも、
そのどちらにも寄り添うように流れていく、深夜のラブストーリーです。

静かで、繊細で、どこか甘い。
「Blue Note」は、心に残る青い瞬間だけを集めた、夜の情緒を描く一枚です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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