Blue Noteのジャケット写真

歌詞

Love Is Over

Blue Letter

最後のメッセージが

既読のまま止まっていて

言い返したい言葉より

ため息のほうが先に出た

「もう無理かもね」って

君が送った短い一行

その冷たさだけで

胸がゆっくり沈んでいく

夜の部屋に残った

コーヒーの匂いだけが

昨日みたいに普通で

それが逆にきつかった

言い合った理由なんて

もう形がないのに

終わりだけは

こんなに鮮明なんだ

Love is over

言わないほうがよかった言葉が

まだ耳の奥に残ってる

Love is over

忘れようとすればするほど

君の名前だけ浮かんでくる

Love is over

終わったはずの恋なのに

どうしてまだ痛いままなんだ

Love is over

ほんとは最後くらい

優しくさせてほしかった

洗面台のすみに

君の hair tie がまだ残ってて

捨てるのは簡単でも

心だけは言うことを聞かない

「ほんとは好きだったよ」

その一言さえ届けられず

強がるたびに

余計遠くなる気がした

夜の静けさより

スマホの光が重くて

触れるたび

少しだけ後悔が滲んだ

どうして終わりって

いつもこんなに遅れて

胸の奥に

じわじわ落ちてくるんだろう

Love is over

君のクセや声や全部が

まだ手の中に残ってる

Love is over

言いすぎたあの日の僕を

少しだけ恨みたくなる

Love is over

バラバラになった心の

かけらを拾い集めても

Love is over

君の不在だけが

部屋の温度を変えていく

最後の夜くらい

笑っていたかったのに

本音なんて

いつも遅れてやってくる

Love is over

君といた日々の全部が

まだ背中をつかんで離れない

Love is over

こんな気持ちになるなら

優しさもいらなかった

Love is over

でもほんとはずっと

大事だったってことだけ

言わせてほしい

Love is over

ここからちゃんと

さよならを受け止めるよ

扉が閉まったあと

やっと静けさが戻った

それでもまだ

君の影だけが歩いてる。

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Blue Noteのジャケット写真

Blue Letter の“Love Is Over”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

夜の静けさにふと浮かぶ、名づけようのない感情の揺れを、青の温度で丁寧にすくい上げたアルバムです。
ほんの少し触れただけで胸の奥が熱を帯び、近づきたいのに言葉にはできない距離が、
静かな甘さとなって夜を照らします。

十の楽曲は、それぞれちがう“青”の表情を持ちながら、耳元でそっと呼吸するように物語を紡ぎます。
ふれられない指先の温度、残響のように続く余韻、ため息の奥に沈むかすかな光。

恋が始まる手前の緊張も、終わりを受け入れられない痛みも、
そのどちらにも寄り添うように流れていく、深夜のラブストーリーです。

静かで、繊細で、どこか甘い。
「Blue Note」は、心に残る青い瞬間だけを集めた、夜の情緒を描く一枚です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

"