Lyric

繰り返す毎日の中で 目を回さないように抗って

辿る道しるべ 時の砂

「あぁもっと愛されたい」刻む文字

そうやって着飾って 誰かのスキマ誘ってみて

平等に渡っている 秒針のBPM

垂れ流してくオーバータイム

誰だってそう こんな感情に縛られて

どうだっていいやって この世の全て呪ってみて

焦燥に変わっている 東京の消耗戦

気付き始めた午前二時

いつからか胸焼けする思い出ばっか乱反射して

眩(くら)んでいく視界の果て 絡め取るミスディレクション

かつて憧れた未来ってこんなんだっけな

紛らわして 同じ朝を迎える

繰り返す毎日の中で 目を回さないように抗って

辿る道しるべ 時の砂

「もう全部終わらせたい」喉の奥

想像の欠如で かき乱されるタイムテーブル

栄養剤流し込んで 環状線揺られる

廻り続ける各駅停車

あぁいくら嘆いても 選んだのは誰？

薄ら笑い浮かべる傍観者が嘯(うそぶ)く

少しだけ「このまま何処か遠く消えちゃえたなら」

浮かんでしまう時もあって 感じるタイムリミット

だけど臆病者だから何にも変えれない

同じ改札 同じ出口を出る

でも今日は 戻らない青さを追うのは止めて

外れてみるいつもの道 流れ出すイントロのギター

昨日呆れてた景色ってこんなんだっけな

瞼閉じて 違う朝を迎える

繰り返す毎日を抜けて 捕まらないように抗って

落とす道しるべ 時の砂