神風のジャケット写真

歌詞

神風

LPC

静寂を切り裂く 秒針の悲鳴

摩天楼の影 俺たちは幽霊(ゴースト)だ

愛を説く前に その首輪を外せ

Clockwork citizens(歯車仕掛けの市民)家畜のパレード

Walking on a tightrope(綱渡りの歩み)魂は抜け殻

Digital surveillance(デジタルな監視)監視下の正義

Killing your identity(個性を殺す儀式)個性の葬儀

損得勘定だけの logic in the brain(脳内の理論)

歪な笑顔で hide all your pain(全ての痛みを隠せ)

吊革にぶら下がる hollow life story(空っぽな人生の物語)

誰もいない場所へ searching for the glory(栄光を追い求めて)

「いいね」の数だけで measure your worth(お前の価値を測る)

安売りされた value since birth(生まれながらの価値)

Anonymous cowards(匿名の臆病者たち)匿名性の盾

石を投げるだけの cowards in the shade(影に潜む腰抜け)

夕立が洗う 嘘まみれの街角

散り急ぐ花びらに 僕は何を見る?

壊れそうなほど 美しい沈黙が

僕の喉元を 優しく締めるんだ

神の風が セカイを攫(さら)って

泡沫(うたかた)の夢を 鮮やかに壊せ

衝動に焼かれ 灰に変わるなら

美しいまま 閃光(ひかり)に成れ

Pressure on the neck(首筋への重圧)同調の重圧

Copy and paste(模倣の連鎖)右倣えの奴隷

Fake empathy(偽りの共感)偽りの救済

Selling your soul(魂を売り渡し)誰のための正解?

140文字の cage of the mind(精神の檻)

感性は窒息 drowning and blind(溺れて盲目になる)

Digital tattoos(消えない刻印) 刻まれた罪状

裁きを待つだけの prisoner on the stage(舞台上の囚人)

「神風」という名の cold-blooded breeze(冷酷なそよ風)

すべてを無へ make 'em all freeze(すべてを凍てつかせ)

Shatter the system(システムを打ち砕け)形骸化した愛

文学は死んだ looking for a reply(返答を探して)

古の残像 青い春の幻影(ファントム)

僕たちは 正しく汚れ 美しく壊れた

愛していると叫ぶ度に 透明な傷が増えていく

Everything will be broken! Shatter the world!(すべては壊れる!世界を粉砕しろ)

神の風が 絶望を攫(さら)って

灰色の空を 鮮やかに壊せ

衝動に焼かれ 灰に変わるなら

美しいまま 閃光(ひかり)に成れ

風が止む 静寂の街

僕たちはまだ ここで壊れている

Say goodbye to the broken me...(壊れた僕に、さよならを…)

神の風

  • 作詞者

    Ryu_RK

  • 作曲者

    Ryu_RK

  • プロデューサー

    LPC

  • レコーディングエンジニア

    LPC

  • グラフィックデザイン

    LPC

  • ギター

    Ryu_RK

  • ベースギター

    LPC

  • ドラム

    LPC

  • キーボード

    LPC

  • シンセサイザー

    Ryu_RK

  • ボーカル

    LPC

  • ラップ

    LPC

神風のジャケット写真

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    神風

    LPC

    E

散り急ぐ花びらに 僕は何を見る?
僕たちは、正しく汚れ、美しく壊れた。

LPC 3rd Single『神風』 ――かつて空に散った魂が、この「平和」な国を睥睨する。現代の虚無を切り裂く、慟哭のミクスチャー・ロック。

静寂と轟音の境界線を往くLPCが放つ3rdシングル『神風』。 そのタイトルが指し示すのは、かつて国のために命を燃やし、散り急ぐ花びらのように逝った者たちの記憶だ。

「摩天楼の影 俺たちは幽霊(ゴースト)だ」

現代の繁栄の影に潜む、古(いにしえ)の残像。
もしも彼らが、物質的な豊かさと引き換えに精神的な拠り所を失った今の日本を見たら、何を思うだろうか。 同調圧力に首を絞められ、「140文字の檻」で互いを監視し合う「歯車仕掛けの市民」たち。 その姿は、彼らが守ろうとした未来の姿だったのか?

LPCは、デジタルなノイズと轟音ギターで、平和に飼い慣らされ正しく汚れてしまった現代社会の矛盾を暴き出す。 「いいね」の数でしか価値を測れない空虚な私たちを、過去からの視線が鋭く射抜く。

楽曲後半、破壊的なサウンドの果てに訪れるのは、哀しくも美しいメロディだ。 それは、義や誇りのために「閃光」となった彼らの儚さと、何かに命を懸けることさえ忘れた私たちへの痛烈なアンチテーゼが交錯する瞬間。

神の風が絶望を攫い、すべてを無へ還したとき、私たちは初めて気付く。 システムに組み込まれ、生きながらにして死んでいるのは、今の私たちの方なのかもしれない、と。

「Say goodbye to the broken me...(壊れた僕に、さよならを)」 散華した魂への畏敬と、現代を生きる覚悟。 すべてをUnfollowして掴み取る、LPC流の「真実」がここにある。

アーティスト情報

  • LPC

    静寂と轟音の境界線。 デジタルノイズの混沌を切り裂く、ハイブリッド・ミクスチャー・プロジェクト。 メロディック・ハードコアの疾走感、デスメタルの暴虐性、そしてミクスチャー・ロックのグルーヴを現代的な解釈で融合させる音楽プロジェクト、LPC。 そのサウンドは、極限まで研ぎ澄まされた「轟音」と、琴線に触れる繊細な「静寂」を行き来する。 歌詞世界では、SNS社会における同調圧力や、情報過多な現代における「個」の喪失、そして絶望の果てに見出す微かな希望を、痛烈な皮肉と文学的なメタファーを用いて描く。 破壊的なシャウトと、哀愁を帯びたメロディが交錯するその楽曲は、閉塞した日常を生きる現代人の脳髄にダイレクトに突き刺さる。 既存のジャンルに囚われず、常に変異を続けるLPCの音楽は、終わらない「真実」への探求そのものである。

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