想ひ出のジャケット写真

歌詞

想ひ出

筑紫杏菜

過ぎた日のあの頃の 心の扉開いて

懐かしい人達の 想い出を感じると

ふと やさしい歌声が 聴こえてきて

何故だか暖かい 気持ちになるのでした

風運ぶ爽やかさ 木漏れ日の眩しさ

夕暮れの一滴 何も変わらず

でも めぐりゆく季節の 香しさとともに

時は大きく過ぎ去ったのです

あの友達は 今どうしているのでしょうか

夢語る帰り道 気持ち誘う寄り道

通り過ぎる小さな やさしい笑顔

ただ月日が変わりゆく 流れの中で

心に響くあの歌 懐かしいものでした

あの仲間たち 今どうしているのでしょうか

青い空にも暖かい風にも 今は何も尋ねない

鋭く尖った時の針との 追いかけっこに

私は もう 振り返ることはないのです

  • 作詞

    紗井六耀

  • 作曲

    紗井六耀, 平野 実貴

  • プロデューサー

    紗井六耀

  • ボーカル

    筑紫杏菜

  • ピアノ

    平野 実貴

想ひ出のジャケット写真

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    想ひ出

    筑紫杏菜

この曲が、紗井六耀氏が再び作曲活動を展開しようと思ったきっかけとなるもので、曲は18歳の頃に作られ詩は57歳に作られた、約40年の間隔をとってできた歌と伺っている。
18歳の作品とは思えない素晴らしい曲調で、特に後半部分で転調する部分が、この曲をドラマチックに盛り上げている。まさに”想い出”というものを、時間的、色彩的に現した紗井氏の描写の世界である。
「夕暮れの一滴」・・・なんと言う情景であろう。単語が煌めきだすのを感じる表現である。
そして、最後に至って、柔和な言葉と旋律のまま終わるかと思いきや、最後に曲は一変して突然、新たな世界が表現される。紗井六耀の楽曲の妙義ともいえる見事な展開がここでも見られる・

曲の構成を見て見るには、歌というのはやはり詞の世界が具体化されるもので、詞を何度も何度も読む内にそこに言葉の持つ抑揚を見出し、その抑揚が旋律となってメロディーが生まれるという順序をたどるものである。
この歌の歌詞のなかで、特に心に残る部分は、「あの友達」「あの仲間達」という人間に対する郷愁であり、いとおしさである。
「想ひ出」とは、単数固有のある人を指すのではなく、自分の関わって来た友情そのものであるように思えてならない。

平野実貴のアレンジは、”想い出”というものを、まるでかすかな記憶を手繰り寄せる様にやわらかい和音の連結で始める。そして、次のところで、”懐かしさ”を具現化するかのような旋律で始め、彼女のやわらかい歌声と続いていく。

アーティスト情報

  • 筑紫杏菜

    ボイストレーナー、波多江顕亮氏に師事。 福岡女子短期大学 音楽科 ニューサウンドコース ポピュラーボーカル専修卒業。同校 音楽専攻科修了。 ​専門知識を活かし、楽器店の音楽教室でボイストレーナーとしても活動中。 活動実績 広島県の二校の小学校校歌の作詞を手がけた他、 テレビ番組 釣りビジョンのオープニングテーマ曲や 楽婚のCM曲などを歌った。 さいたま市民テレビより発売の2曲入りCD 「日本のパワースポットの唄」歌唱を担当。 ABOUT ■2007年~2016年 4月 ライブハウスやミュージックバーを中心に活動 中洲のピアノバーでレギュラー歌手として在籍していた他 老人ホームや幼稚園演奏などを経験​ ​ ■2013年 NAKASU JAZZ 2013 出演​ ​ ■2014年 ポップスデュオ Paw Pad Of a Camelを結成 ​​ ■2016年 5月~2017年 5月 自身のユニット Paw Pad Of a Camelで 路上ライブ・船上ライブでのチップのみで 一年間生活するという目標を達成 ■同時期 Paw Pad Of a Camel名義で オリジナルアルバム「シンキロウ」を製作。 ■2017年 6月~2019年 5月 グランドハイアット福岡 BAR FIZZ レギュラーメンバーとして歌手活動を行う ■2019年 メディカルロックバンド チームホスピタルを結成 ※こちらのバンドは現在休止中です ​​​ ■2019年 6月~ 現在は、レコーディングをメインに歌手・ナレーターとして活動中。​​​​​​​​​​

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