Lyric

もう折れそうなこの枝は

花を咲かすことなく

日陰に晒されて

長く生き続ける

蒼い葉を見上げたまま私の心を抉る

茨の道を突き進めばきっと

貴方は苦しみ離れてくの

縛られたまま釣り合わない

葛藤がヒラヒラ舞い落ちる

気が付けば辺りには

見知らぬ枝が増えて

未来を見つめてる

当然の眼差しだね

蕾は花を咲かせて私の心を裂いた

例えば何を手離せばよかったの

蔦を絡ませて冷めない熱

縛られたまま思い通りにならない

日が今も続いてる

木の葉をさらう風は吹き荒れて

耐え凌ぐように目を瞑っている

風は音を響かせて私の心を抱いた

今際の道は積み上げた歴史の

記憶を辿って縋りつくの

憧れたまま絶えることのない鼓動が

まだ脈打つ

例えば何を手離せばよかったの

蔦を絡ませて冷めない熱

縛られたまま色褪せない心が

まだ今も支えてる