無名も光のようにのジャケット写真

歌詞

無名も光のように

kami xxvoice

声にならなかった言葉たち

画面の奥に 置き去りにしたまま

誰かのタイムラインの中じゃ

わたしなんて、ただのノイズでしかない

でも、たった一人で

ひっそり 立ち上げたスレッドが

誰にも気づかれなくても

これは わたしの生きた証

誰のためでもなく

誰かに届かなくても

この一行に わたしのすべてを込めた

見えなくていい、知られなくていい

ただ、ここに生きたかっただけ

静かに ひとつだけ

立ち上げたスレッドに わたしがいる

“死にたい”とも言えないまま

“生きたい”とも言えないまま

でも言葉だけが まだ残って

指が、勝手に動いていた

誰にも届かないことなんて

もう、知ってたはずなのに

どこかでまだ この世界を

あきらめきれなかったんだ

いいねも リプも いらない

ただそっと 見てくれる瞳があれば

わたしは、もうそれでよかった

強くなくていい 正しくなくていい

たったひとつ、伝えたかった

このスレッドの奥に わたしの心がある

だれかがスクロールを止めて

わたしの声に気づく日が来るのなら

それだけで

それだけで、じゅうぶんだったんだ

たとえ世界が終わるとしても

この一行は消えないままで

画面の海に 小さな灯をともして

わたしがいた証になるなら

それでいい

このスレッドは、わたしの命

  • 作詞者

    kami xxvoice

  • 作曲者

    kami xxvoice

  • プロデューサー

    kami xxvoice

  • ミキシングエンジニア

    kami xxvoice

  • マスタリングエンジニア

    kami xxvoice

  • グラフィックデザイン

    kami xxvoice

  • ボーカル

    kami xxvoice

無名も光のようにのジャケット写真

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    無名も光のように

    kami xxvoice

『無名も光のように』
届かなくても、誰にも気づかれなくても、
それでも“ここに生きた”という証を残したくて──
この曲は、誰にも言えなかった想いを
ただ一行の言葉に込めて投稿する“わたし”の物語。

「死にたい」とも言えず
「生きたい」とも言えない
でも、まだ指が動いてしまう
── そんな、言葉だけが残った夜に。

強くなくていい。正しくなくていい。
この一行が、生きた証になるなら、それでいい。

匿名のまま、画面の奥に灯る“無名の光”。
そっと誰かの心に届きますように。

アーティスト情報

Naosync.Lab / Kami

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