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Lyric

Ai No Owarini

Tom Yam Kung

閉じ込めた暗い色を飾って歩く

流されたその炎はわずかに

揺れて動いている

純粋な脳の中を真っ赤に支配する

掴んで離さない

なんでボクのこと抱きしめたの

わからないことばかり増えていって

見えたものさえ

信じられなくなったのは

あなたのせい

遅かった旅立つとき

手のひらと踵を返した

これ以上用はないぜ

残した言葉を呑む

掴んで離したい

なんでボクのこと抱きしめたの

間違いなんてことはないでしょう

聞こえる街の雑踏と身体重ね

生きている

幸せなんてあり得ないと

呟いてみたけど変わらない

なんでボクのこと抱きしめたの

あなたの影も薄くなっていく

見たくないものに目を向けたとき

光が出てきた

拐われた大空に向かって歩こう

  • Lyricist

    Tom Yam Kung

  • Composer

    Tom Yam Kung

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  • 1

    guide 01

    Tom Yam Kung

  • ⚫︎

    Ai No Owarini

    Tom Yam Kung

  • 3

    Feel

    Tom Yam Kung

  • 4

    Escape

    Tom Yam Kung

  • 5

    I'm Only Standing

    Tom Yam Kung

  • 6

    Himitsu Na Kimochi

    Tom Yam Kung

  • 7

    Unnecessary

    Tom Yam Kung

  • 8

    Machi

    Tom Yam Kung

  • 9

    Logical Realistic Tour

    Tom Yam Kung

Artist Profile

  • Tom Yam Kung

    Tom Yam Kung は、音楽を「世界を確かめるための実験」に近いものとして扱う一人ロックバンドである。 私にとってロックとは、華やかな装飾でも、逃避のツールでもなく、自分が何者であるのかを一度破壊し、もう一度組み直す行為だ。 日常はしばしば、誰かの正義や常識に覆われ、内側の声がかき消されていく。 『イエスマン』のように社会のケージを叩きながら、あるいは『Logical Realistic Tour』のように他者の正論に魂が接収される感覚を抱きながら、人は“自分の思考と世界の構造が本当に噛み合っているか”を問い続けている。 私は、そこで鳴る軋みや不協和こそが、もっとも「生きている」と感じられる瞬間だと思っている。 『Feel』は、身体性を失った世界に対して「感じること」の奪還を求める曲だ。 『行末の一瞬』では、希望と諦念が入り混じるなか、なお未来へ跳び込む衝動を記録した。 『街』や『エスケープ』『Unnecessary』では、存在の重さや曖昧さ、逃避と回帰の循環を描き、 『I’m Only Standing』は、無意識に生の惰性へと流されていく人間への冷徹なまなざしを含んでいる。 これらの曲に共通するのは、”答えを出すためではなく、世界の手触りを取り戻すために鳴らしている”ということだ。 音楽はその格闘の記録であり、反抗であり、祈りだ。 世界はしばしば理不尽で、矛盾に満ち、私たちはそのただなかで迷子になる。 それでも、人は前へ進みたいと思う──たとえそれが一瞬の火花のような希望であっても。 Tom Yam Kung の音楽は、その一瞬のために存在している。 「強さ」や「正しさ」ではなく、“誠実に揺れることそのもの”が人間を照らすのだと信じているからだ。

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