

またね 手を振られたよ
今日もその一言しかない
一緒に帰りたいけど
12月の寒さ 早足 ブーツの音
さっき目が合ったような
噂されていないかな
言えないよ この気持ちは
知られたらマズい 避けられる
聞きたいよ 私どう思う
いややっぱり聞きたくないよ
こうして布団の中 目を閉じて
夢の中 出会う
少し前を歩く姿
後ろ髪を束ねている
赤い信号を待つ
追いつくか
声をかけるか迷っちゃう!
照れたその笑顔 かわいいね
言えないよ この気持ちは
知られたらマズい 避けられる
言いたいよ 私の気持ち
いややっぱり言いたくないよ
こうして布団の中 目を閉じて
夢の中で会う
言ってしまおう この気持ちを
伝えられる勇気を出して
そこからが真の闘い
諦めずに進めばいいだろう
こうしてまた一人立ち尽くして
あなたを想う
- Lyricist
Tom Yam Kung
- Composer
Tom Yam Kung

Listen to Himitsu Na Kimochi by Tom Yam Kung
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- 1
guide 01
Tom Yam Kung
- 2
Ai No Owarini
Tom Yam Kung
- 3
Feel
Tom Yam Kung
- 4
Escape
Tom Yam Kung
- 5
I'm Only Standing
Tom Yam Kung
- ⚫︎
Himitsu Na Kimochi
Tom Yam Kung
- 7
Unnecessary
Tom Yam Kung
- 8
Machi
Tom Yam Kung
- 9
Logical Realistic Tour
Tom Yam Kung
Artist Profile
Tom Yam Kung
Tom Yam Kung は、音楽を「世界を確かめるための実験」に近いものとして扱う一人ロックバンドである。 私にとってロックとは、華やかな装飾でも、逃避のツールでもなく、自分が何者であるのかを一度破壊し、もう一度組み直す行為だ。 日常はしばしば、誰かの正義や常識に覆われ、内側の声がかき消されていく。 『イエスマン』のように社会のケージを叩きながら、あるいは『Logical Realistic Tour』のように他者の正論に魂が接収される感覚を抱きながら、人は“自分の思考と世界の構造が本当に噛み合っているか”を問い続けている。 私は、そこで鳴る軋みや不協和こそが、もっとも「生きている」と感じられる瞬間だと思っている。 『Feel』は、身体性を失った世界に対して「感じること」の奪還を求める曲だ。 『行末の一瞬』では、希望と諦念が入り混じるなか、なお未来へ跳び込む衝動を記録した。 『街』や『エスケープ』『Unnecessary』では、存在の重さや曖昧さ、逃避と回帰の循環を描き、 『I’m Only Standing』は、無意識に生の惰性へと流されていく人間への冷徹なまなざしを含んでいる。 これらの曲に共通するのは、”答えを出すためではなく、世界の手触りを取り戻すために鳴らしている”ということだ。 音楽はその格闘の記録であり、反抗であり、祈りだ。 世界はしばしば理不尽で、矛盾に満ち、私たちはそのただなかで迷子になる。 それでも、人は前へ進みたいと思う──たとえそれが一瞬の火花のような希望であっても。 Tom Yam Kung の音楽は、その一瞬のために存在している。 「強さ」や「正しさ」ではなく、“誠実に揺れることそのもの”が人間を照らすのだと信じているからだ。
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