Lyric

爆弾がいつかこの街に

降って来たらさ 何もかも全部終わって

ゴミのような日々も温い朝も

大切に思えるのでしょうか

母親の腹を引き裂いて

そうまでしてさ 生まれてきたこの世界で

祝福と期待に見合うだけの

人間になれるわけもなく

未来はいつも勝手に降ってきては

人を無視してゆく

名前が欲しいよ

すぐに呼んでくれよ

この虚しさに名前をつけてくれよ

独りになって 何もわかんなくなった

一体何をしたかったんだろうか俺は

大袈裟な身振り手振りで

心の傷をさ 嘆くふりして自慢して

誰にでもあるような可愛い悩み事で

躓いて 考えすぎて吐いて

将来はそうやって徐々に濁って

人を潰してゆく

花が咲いたって

あるいは散ってたって

どっちにしろ涙が止まらないなら

温かいこの雫に全て溶け出して

何も感じなくなればいいよ

もうそれでいいんだ

爆弾がいつかこの街に

降ってきたらさ なんて考えなくても既に

ゴミのような日々も温い朝も

そこにあるだけで そのままで美しいのに

少しも見えないよ

この虚しさに視力が削られていく

誰かといたって あるいはいなくたって

一体何がしたかったんだろうか俺は