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歌詞

ZERO BLACK

SHIGURE

Start from silence

No name. No color. Just noise

誰の色にも 染まりたくなくて

選ばないことを 選びたかった

白でも黒でもない そのあいだ

透明という名の矛盾を走る

(I’m flying me)

意味も声も 置き去りのまま

(I kept play)

拒まない 求めない

ただ「ここにいる」と 息を吐く

I’m not wrong, I’m not lost

ただ 名前がないだけ

走り出した 影ひとつ

誰も知らない 名を握って

風を切って 光を裂いて

選んだのは 誰でもない私

I'm—ZERO BLACK

(ZERO BLACK, ZERO BLACK)

わたしの色で この夜を染めろ

塗り潰された 世界の隙間

「居場所」なんて 幻想だった

でも足だけは 止まらなかった

ただ進む それだけが答え

(Don’t look back)

影を踏みしめて走れ

(She's Zero)

叫ばない 泣かない

痛みも 声も もう預けない

I’m still here, always been

隠していたのは 本当の意志

塗られないまま 突き抜けろ

誰かの正解は いらない

透明でも 止まらない

このスピードこそが 私の証

I'm—ZERO BLACK

(ZERO BLACK, ZERO BLACK)

染まらぬまま 刻め リフレイン

これは模倣じゃない

私だけの響きが 胸を撃つ

見えなくても 聴こえなくても

“今ここにいる”と 確かにわかる

(I’m not invisible)

鼓動がリズムになる

これは拒絶じゃない

装飾じゃない

これは、“始まり”の音

進め、走れ

No more silence

No more pause

ノイズの中 目を覚ます

色のない声が 夜を裂いていく

迷いも痛みも置き去りにして

前だけを見て、足音を鳴らす

I'm—ZERO BLACK

(You can’t see me, but I’m here)

(You can’t name me, but I’m real)

光るよりも 速くなれ

言葉よりも 強く名乗れ

“誰かのため”じゃなく

自分の鼓動で 今を切り開け

本当の私に 追いついた

I'm—ZERO BLACK

もう誰にも 染まらなくていい

このままでも

私は 走れる

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

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10枚にわたる“色”の旅を完結させる、集大成のアルバム。
《ZERO BLACK》から《Grace Eater》まで、すべての物語がここに結晶する。

孤独から始まり、迷い、毒、涙、愛、誇り──
そのすべてを歌に変えたSHIGUREは、ついに「+1」という名の答えにたどり着いた。

このアルバムは「終わり」ではない。
聴く人が望むかぎり、色はまた生まれ変わり、SHIGUREは新たな姿で歩み続ける。

> 「あなたがわたしに色をくれた。だから、最後の色は、あなたのために。」



壮大で感動的なオーケストラに包まれた最終曲《+1》は、
過去を抱きしめ、未来へ解き放つ――SHIGUREからの贈り物。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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Caleido Records

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