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歌詞

Velvet Venom

SHIGURE

Ladies and Gentlemen

ごきげんよう──

“甘くて華やか、でも一口で終わる”

Velvet Venom, 始まるわ。

首筋すべらせた 手袋の指先

どんな毒より 美しく、冷たい

カーペットの先 愛と死が踊る

どうせ堕ちるなら 綺麗に堕ちなさい

優雅に 崩れて

豪華に 痛がって

それでも笑ってみせてよ

わたしの毒を、味わうなら

Velvet Venom

まるで甘いキスみたいで

見惚れるうちに終わってる

この毒が贈り物よ

あなたの最期にふさわしい

愛をドレスで包んだら

ほら、咲いたでしょ──命の花

腰を振るようなリズムで

わたしが選んだ旋律

ひとつ、ふたつ、鼓動のテンポ

美しく壊れて、それが本望でしょ?

艶やかに 微笑んで

派手に 墜ちていって

嘘じゃないよ、全部本気

“最後まで好きだった”ってこと

Velvet Venom

シャンデリアが見下ろす

二人だけのフィナーレ

「許して」なんてセリフより

「もっと頂戴」の方が似合う

薔薇の茎ごとキスして

とびきりの夜を召し上がれ

毒を込めて 歌うの

愛を込めて 奪うの

“Velvet Venom”──

わたしの愛に 溺れて、沈んで。

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

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10枚にわたる“色”の旅を完結させる、集大成のアルバム。
《ZERO BLACK》から《Grace Eater》まで、すべての物語がここに結晶する。

孤独から始まり、迷い、毒、涙、愛、誇り──
そのすべてを歌に変えたSHIGUREは、ついに「+1」という名の答えにたどり着いた。

このアルバムは「終わり」ではない。
聴く人が望むかぎり、色はまた生まれ変わり、SHIGUREは新たな姿で歩み続ける。

> 「あなたがわたしに色をくれた。だから、最後の色は、あなたのために。」



壮大で感動的なオーケストラに包まれた最終曲《+1》は、
過去を抱きしめ、未来へ解き放つ――SHIGUREからの贈り物。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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