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歌詞

Proof: SCARLET

SHIGURE

鼓動が 沈黙を裂く

このくれない、喉を焼きながら

同情なんて いらない

理解したふりも やめて

ただ この傷痕を きざみたいだけ

借り物の笑顔

借り物の声

だけど 私は ずっと知ってた

誰かになれない

でも 私にも 誰もなれない

だから この叫びを くれないにして

証を燃やす 名を刻む

綺麗な言葉で 隠せない

腐るように 嘘が響く

偽物って 言われて

存在すら 否定されても

走ってた 壊れながら

過去は消えない

未来は誰のものでもない

それでも 全部抱いて進む

このくれないが 意志になる

「お前は誰だ?」と問われて

黙った唇 血を滲ませた

今なら 叫べる

今なら 歌える

私は ここにいる

私は いた

Proof: SCARLET

残るのは あかい光だけ

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

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10枚にわたる“色”の旅を完結させる、集大成のアルバム。
《ZERO BLACK》から《Grace Eater》まで、すべての物語がここに結晶する。

孤独から始まり、迷い、毒、涙、愛、誇り──
そのすべてを歌に変えたSHIGUREは、ついに「+1」という名の答えにたどり着いた。

このアルバムは「終わり」ではない。
聴く人が望むかぎり、色はまた生まれ変わり、SHIGUREは新たな姿で歩み続ける。

> 「あなたがわたしに色をくれた。だから、最後の色は、あなたのために。」



壮大で感動的なオーケストラに包まれた最終曲《+1》は、
過去を抱きしめ、未来へ解き放つ――SHIGUREからの贈り物。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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Caleido Records

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