

最初はもっと
綺麗だったね
でも私は
今の色が好き
初めて触れた指先
まだ硬い距離を残して
真新しいデニムみたいに
ぎこちなく並んで歩いた
知らない匂い 知らない癖
少しずれる歩幅さえ
何度も触れて 離れるたび
いつしか肌に馴染んでいった
擦れ合うたび
痛みも増えた
言葉ひとつで
裂けそうな夜もあった
それでもなぜか
脱ぎ捨てられなかった
色落ちするほど
好きになっていく
鮮やかだった青が
ふたりの色に変わっていく
擦れた跡も
残った傷も
綺麗だった頃には
もう戻れないけど
誰にも真似できない
この色が好き
いつからだろう 硬さが消えて
言わなくても分かることが増えた
その代わりに「ありがとう」さえ
言わない夜も増えていった
慣れることと 雑になること
似ているようで違うでしょう
あなたの形に馴染むほど
私の形も残していたい
長く着たからって
捨てられないわけじゃない
それでも今日も
あなたを選んでる
色落ちするほど
好きになっていく
鮮やかだった青が
ふたりの色に変わっていく
擦れた跡も
残った傷も
綺麗だった頃には
もう戻れないけど
誰にも真似できない
この色が好き
破れかけた場所を
見ないふりしてた
触れればきっと
全部ほどけそうで
「もう無理かも」って
初めてこぼした夜
あなたは何も言わず
ただ隣にいた
あの夜の跡が
いちばん濃く残ってる
新品には戻れない
でも
終わりとも限らない
色落ちするほど
好きになってきた
最初と同じ愛じゃ
もうないかもしれない
擦り切れた場所を
ふたりで縫いながら
それでも一緒にいることを
今日も選んでいく
誰にも作れない
私たちの色
綺麗じゃなくていい
新しくなくていい
何度でも
選び直せばいい
擦り切れながら
まだ ここにいる
最初はもっと
綺麗だったね
でもきっと
今のほうが
私たちらしい
- 作詞者
D:RISE
- 作曲者
D:RISE
- プロデューサー
D:RISE
- ボーカル
DG5

DG5 の“色落ちする恋”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
咲き誇れ
DG5
- 2
棘のある美しさ
DG5
- 3
本能で愛して
DG5
- 4
まったりとした午後
DG5
- 5
狂おしいほどに
DG5
- 6
そのままでいいでしょ
DG5
- ⚫︎
色落ちする恋
DG5
**WEAR MYSELF**
咲くことも、棘を持つことも、愛することも、休むことも。
狂おしいほど誰かを求めることも、自分の姿を受け入れることも、時間とともに変わっていく愛を選び続けることも。
そのすべてが、私をつくっている。
『WEAR MYSELF』は、誰かが決めた「理想の女性」ではなく、自分自身の生き方、美しさ、愛し方を選び取っていくDG5の7つの物語。
傷や弱さまで抱えて、それでも自分の色で**「咲き誇れ」**と踏み出す。
優しいだけでは守れないものを知り、**「棘のある美しさ」**も自分の一部として受け入れる。
恋の前では強がりも駆け引きも脱ぎ捨て、**「本能で愛して」**と素直な感情に手を伸ばす一方で、**「まったりとした午後」**には立ち止まり、何者にもならなくていい時間の中で自分自身へ戻っていく。
そして、理性では抑えきれないほど誰かを求める**「狂おしいほどに」**では、綺麗ではない欲望や矛盾さえ否定しない。
他人の視線や数字、SNSに映る理想から離れ、**「そのままでいいでしょ」**と鏡の中の自分を自分自身の基準で見つめ直す。
最後に辿り着くのは、**「色落ちする恋」**。
真新しかった愛は、時間とともに擦れ、傷つき、最初とは違う色へ変わっていく。
それでも過去の綺麗な状態へ戻ろうとするのではなく、二人にしか作れない色を受け入れ、今日も一緒にいることを選び直す。
身体も、心も、恋も、生き方も、ずっと新品のままではいられない。
だからこそ、傷も、棘も、欲望も、休息も、色褪せた愛も隠さない。
完璧な自分に着替えるのではなく、今日まで生きてきた自分自身を、そのまま纏って歩いていく。
**I choose me.
Every scar, every color, is mine.**
7つの異なる物語が、最後にひとつの答えへ辿り着く。
**WEAR MYSELF.
私が纏うのは、誰かの理想ではない。
私自身だ。**



