歌詞

君の名前を呼ぶたびに　喉が焼けるんだ

言葉にならない鼓動だけ　そこに置いてきた

どうして君は泣いてたの？　僕は笑ってたのに

嘘みたいな距離感に　ずっと気づかないふりしてた

「好き」って言葉は分からないのに　なぜか重たくて

運命なんて知らなきゃよかったって　また笑った

割れたガラスの向こう側で　君は手を振った

触れられないって知りながら　それでも伸ばしてた

痛みは優しさのフリして　胸を刺すから

君の声が聞こえるたび　また呼吸を忘れるんだ

君がいないのに　僕は君でできてて

嘘のような日々が　本物だったんだ

心臓のとなり　君がまだ眠ってる

目を閉じたまま　手を伸ばしてた

忘れようとすればするほど　君で埋まっていく

名前のない感情だけ　今もここにいる

生きてるってなんなんだろう　死ぬってどういうこと？

君に出会って　僕はその問いを持った

優しさが痛みになるって　誰が決めたの？

壊れる前に言ってよ　「全部嘘だ」ってさ

願い事が叶わないって　最初から知ってても

それでも君を　信じたかったんだ

僕が僕じゃなくなっても　君は君でいてよ

名前のない夜を　何度でも抱いて

心臓のとなり　君の声が響いてる

それだけでまだ　生きていける