HERO Front Cover

Lyric

Gold Fish

NANAKISARA

パラパラ 部屋に響く音

夏の始まりはいつも雨

ヒラヒラ 赤いワンピース

そんなこと君には関係ないか。

知ってるよ

君が不機嫌なときは雨

待ってるよ

澄んだ匂い連れて帰ってくるのを

金魚鉢 狭い世界

手の届くものじゃ

満足できないなあ

ガラス越しに触れる

その指で僕を連れ出してよ

ユラユラ 波打つ空

吸い寄せられるメロディ

ときどき 魔が差すのさ

待ってるだけの毎日はつまらないよ

飛び出した 狭い世界

雨のにおいと夏の緩い風

その指に触れて

息が詰まるほど君が好きさ

  • Lyricist

    NANAKISARA

  • Composer

    NANAKISARA

HERO Front Cover

Listen to Gold Fish by NANAKISARA

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まさに世界が激動の時代に突入した2020年春。誰もが見えない大きな闇にじわじわと蝕まれていくような感覚があったのではないでしょうか。
私も、まるで迷路の同じ経路をぐるぐるとまわっているような苛立ちと焦燥感がありました。

それでも、歩みを止めることなく進んでいたら、道は一つではないことに気づきます。
いや、本当は見えていたのに、歩き慣れた道から外れるのが怖くて目を逸らしていたのかもしれません。

このアルバムには、新たな道へ進んだり壁を乗り越えるその一歩手前にいる人の背中を押す曲を集めました。

実力以上に見えるその道へ挑むためには、自分と向き合わなければなりません。自分の弱さに直面するのは勇気のいるものです。

でも、本当の自分を見据えたとき、少しだけ強くなれると思います。
そして、それが一歩踏み出す力につながります。

一歩一歩、途方もない道に思えるかもしれません。無駄に思えることもあるかもしれません。

でも振り返った時、そのすべてはあなたの理想につながっているはず。

そう信じて疑わない姿勢は、また他の誰かを導くでしょう。
誰もが誰かのHEROになりうるのです。

あなたがあなた自身のいのちを愛せますように。

Artist Profile

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