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「Journey of the Sea」は、神戸港から下関・門司港までの壮大な海の旅をテーマにした、穏やかで心安らぐインストゥルメンタル楽曲です。この曲は、優しいアコースティックのメロディーと、日本のフォーク音楽にインスパイアされた響きを融合させています。
最初のパートでは、朝の海をゆっくりと進む船が描かれ、波間に反射する光や遠くの釣り人の小舟が、旅の出発に思いを寄せます。潮風によって揺れる旗やマストの音が、開放感を醸し出し、新しい海路への期待を感じさせます。
続くセクションでは、広がる播磨灘を進み、水平線まで続く青が心を癒します。空を横切るカモメや海を飛び跳ねる魚影は、自然の美しさを感じさせ、船の航跡が静かに水面に残ります。目の前に近づく島影と穏やかな移動の時間が、リラックスした心持ちをもたらします。
小豆島から厳島へと進む際には、瀬戸内海の多島美が広がり、小さな島々が点在する情景が織り込まれます。松の緑と岩肌が交互に現れ、海面に映る雲や通り過ぎるフェリーが、ゆったりとした時間の流れを感じさせます。
厳島からしまなみ海道へ向かう頃には、夕焼けに染まる海の美しさが際立ち、オレンジ色にシルエットを描く島影に心を奪われます。船窓に差し込む柔らかな光が、旅の半ばに差しかかる感慨と次の寄港への期待を引き立てます。
最後に、潮流の速い海を抜け、より広い水面へと進む旅は、船体を打つ波や近づく灯台、そして貨物船の影が織りなす情景が浮かび上がります。夕暮れが迫るにつれ、旅の終盤を告げる雰囲気が漂い、耳に残るメロディーが心に響きます。
「Journey of the Sea」は、穏やかな海の景色と日本の自然の美が融合した、心に響く特別な体験を提供します。
De’mmiyは、川崎を拠点に全国、そして世界へ向けて音楽を発信するアーティスト。 バンド活動を経てソロ制作を開始し、作曲・編曲・演奏・録音・ミックスまでを一人で手がける。 ベースを中心に、琴や尺八などの伝統的要素を取り入れながら、rawでemotionalなギターサウンドやetherealな雰囲気を融合。 『澪筋』『黄泉の国』『涅槃の東』『Hokusai』『Frozen Silence』『0°North』など、映像的で情緒豊かな作品を多数リリース。 現代と伝統の間にある静かな祈りを音で描き、聴く人の心に癒しと余韻を届けている。