Lyric

浅い夢彷徨い

花嵐誘われて

記憶の片隅の

愛し君が蘇る

桜ノ雨に霞んで見えた

陽炎の様に燃えてた恋模様

はらるらりるら

美しく咲き誇れ

この生命が尽きるまで

はらるらりるら

君に染められ蕾開く時を

待ち侘びて

いつか散り逝くのが

運命と知っても終末まで

君だけを見つめ

深く愛しています

浅い夢の跡で

朦朧見えた君の背中

届きそうで届かず

独り涙が零れた

今でも目覚める度思い出す

未だ夢の中動けない儘で

はらるらりるら

桜舞う季節になったなら

もうこの夜から

はらるらりるら

やっと朝が来たよと

私を揺り起こして

滲む月はただの夢だと

優しく微笑んで

再び重なり合う二人の運命

抱き締めた手が

幾千代の想い全て

憶えている

雨打たれても

風吹かれても

廻る世で廻る様に繰り返す

例え明日世界が終末っても

はらるらりるら

そう 花の色は移りにけりな

あぁ いたづらに

はらるらりるら

花宴 堕ちる迄手を取り

踊っていよう

君となら何度だって

創り直せる気がするから

来世もきっとまた

此処で巡り逢いましょう