命をつなぐ証のジャケット写真

歌詞

命をつなぐ証

らるみん

冷え切った指をまた握りしめて

行き場のない熱を確かめてる

大丈夫なんて聞かないでほしい

うまく笑えなくなるから

吐き出す息が白く濁っては

ここじゃないどこかへ消えていく

正解なんてどこにもないのに

間違えることばかり怖がってる

逃げ出したい今日も消えたい明日も

あなたが命をつなぐ証だよ

居場所なんてなくても大丈夫

その震える肩を抱きしめるから

泣いてもいいよ弱くてもいいよ

崩れそうなままで息をして

癒えない傷を隠すように笑って

誰かの期待にただ頷くだけ

明日は来るよより今が欲しい

分かち合える誰かが欲しい

生きる意味問いかけて虚しくなり

空っぽの胸抱えてうずくまる

誰にも見つけてもらえないまま

透明な悲鳴が喉に詰まる

立ち止まることも何もできない時も

すり減った心が休みたがってる

誰かと比べなくていいんだよ

泥だらけの靴で歩いてきた

カッコ悪くて愛おしい

不器用なままでここにいて

絶望の底で掴んだその光

誰にも奪えない強さになる

生きていてごめんねなんて言わないで

その鼓動の音を感じてるよ

何者になれなくても大丈夫

今日を今を生きてるそれだけで

  • 作詞者

    らるみん

  • 作曲者

    らるみん

  • プロデューサー

    らるみん

  • ボーカル

    らるみん

命をつなぐ証のジャケット写真

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    命をつなぐ証

    らるみん

現代を生きる私たちが抱える、「居場所のなさ」や「消えてしまいたい」という切実な感情。新曲『命をつなぐ証』は、そんな言葉にできない痛みを、冷え切った指を温めるように優しく包み込むバラードです。
​「逃げ出したい今日も、あなたの命をつなぐ証だよ」——。
サビで繰り返されるその言葉は、正解のない日々に疲れ果てた心へ、直接語りかけるように響きます。無理に前を向くのではなく、泥だらけの靴のまま、不器用なままの自分を許すこと。本楽曲は、絶望の底でこそ響く「生の鼓動」を力強く肯定しています。
​息をするのさえ辛い夜、誰にも弱音を吐けない時、あなたの隣で静かに鳴り続けるお守りのような一曲が完成しました。

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