Gretsch (オリジナルver)のジャケット写真

Gretsch (オリジナルver)

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音が鳴る前から、もう距離は決まっていた。

「Gretsch」は、NEON LANEの次章を静かに開く一曲。
リーガルリリー「リッケンバッカー」に通じる、
硬質で孤独なギターの響きを軸に、
言葉を削ぎ落としたオルタナティブ・ロックとして描かれている。

主張しすぎないギター、抑制されたリズム、
そして感情を語りすぎないボーカル。
この曲で鳴っているのは、衝動ではなく“余白”だ。
触れ合うことも、分かり合うことも選ばず、
ただ同じ夜に立っている感覚だけが残る。

「Gretsch」は、
物語を始めるための曲ではない。
すでに何かが失われたあとで、
それでも音だけは鳴り続けている――
NEON LANEが示す、新しい静寂の入口である。