Lyric

さぁ、ひろげよう、白紙の地図

書き記そうか、行くべき先

ばつ印は

タカラモノ

ねぇ君はもう 忘れているだろうか

僕ときみが初めて

出会ったあの日の事を

「もう忘れたよ」と

笑われちゃうのかな？

昔話のようでも、僕は覚えているよ

きみがくれた言葉も

きみと過ごした時間（とき）も

どれも代わりようのない唯一無二

僕は走った 息を切らし

きみの為なら 苦しくても

我慢出来るよ この手を取って

そこは暗くて

酷く冷たい 星一つない暗闇

だけれど僕を信じて

この手掴んでごらんよ

星一つない空だとしても

雲の上まで登れば

満天の夜空（そら）で迎えてくれる

手と手つないで

強く君を連れて行くからね

その場所へ

心閉ざして一人だった僕でも

あの日きみが微笑み

かけてくれたおかげでさ

この広い世界知る力　手に入れた

全部くれた贈り物

次は僕の番だろう

世の為、人の為に

生きれる君の事を

誇らしく思ったそれが”過ち”

縛りつけてた鎖は僕、

罰は受けるよ許してとは

言わないからさ

ただ救いたい

君を蝕む　暗闇すべて

強い光で飛ばして

まるで そこには暗闇なんて

なかったかのように

光で満ちた　暖かな時間（とき）

誰もが笑う陽だまり

君のいるべき場所 また道に迷い、

行く先を見失ったときは

僕がなる 道標

誰だって一度は

逃げたくなる時がある

そんなときは　逃げればいいさ

無理して下手に

強がらないでいいんだよ

進んだ先こそ 目的地

広げた地図に何も書かれてなくても

心配ないさ

これから自分で

書き加えていけばいいんだよ

新しい道は僕ときみで

見つけて行けばいいのさ

いつだってそうだったじゃないか

書き記す未来

ばつ印が示した場所には

タカラモノ