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本作は、Shin:eが作ったtrackにkiwaが歌詞とメロディをのせ自ら歌った曲である。両者のコラボは初めてであったが、Shin:e はkiwaの要望にも快く応え、さらに機転を利かせたという。ミックス、マスタリングはShin:eが、MVやジャケットはkiwaとPonが担当した。
クールでいてどこか愛らしく温かみのあるShin:eのサウンドに支えられ、kiwaは現代の閉塞感を時に生々しく表現した。kiwaが歌詞の「君」として想像しながら歌っているのは、IT化の進んだ今の世界に生きる若者達のようだ。彼らは肉体性を奪われながらも、その傷口からは確かに血が噴き出している。全く別の生き物のようになってしまった大人たちは、彼らのために何ができるだろうか。MVではバラバラな異世界が無造作に繋げられているが、バーチャルであれロボットであれそれらはすべて彼らのリアルなのだというアンチテーゼが込められているのかもしれない。
同曲のMVがkiwa Official YouTube Channelで公開されている。
石川県生まれ。幼少期より日本の詩を好んだ。在学中にシンガーソングライターとして活動。「秋空」等を作詞作曲し地元のイベントに招かれ演奏。コンクールにて菅沼孝三賞を受賞。卒後上京し、精神科医として勤務。2021年末より音楽制作をオンラインで再開。様々な仲間が作るtrackにメロディとLyricを載せるスタイルが得意であり、2022年にアーティスト名"kyy"として「lovers fall」「X-laser」「PARADOX」を共作でリリース。2023年以降は"kiwa"に改名し、track制作や他のアーティストへの歌詞の提供も行っている。J-POPを基調としつつ、Alternative Rock, Hiphop, Electro, Acousticなどの様々なジャンルに対応した制作を行う。歌詞には文学的表現も用いつつ、人間が普段口にすることを憚るようなリアルな思考や感情を表現し、自らの体験と感性を織り交ぜた唯一無二の活動を展開。尊敬する国内アーティストはamazarashiやKing Gnu。