Lyric

しかと聴ケよ 殺しの歌に乗らす

お前の底の野望 引きずり出す

未だ低空飛行で首を狙う

突き立った中指が方位磁石

つまらない茫然に溺れる暮らし 誰かの轍 泥濘の先

不埒な歌詞で愛想笑い アーティストとは信じ難い

自己陶酔や単なる思い出作り横目に踏み込んだアクセル

目の前の現実で生み出された音こそ誰かを奮い立たせる

よく言われる「楽しむ奴には勝てない」それ全く分かってない お門違い

楽しさよりも誇りたい価値 見出した上で楽しみたい

この美学もせっせっと聴き流していれば いつかはスターになれるのかい？

俺は俺であることを誇りたい ラブもヘイトも歌に乗せたい

聞いてもないような悲哀を並べて自愛、お情けじゃ未来も無い

主役を気取っちゃいるけど犬でも分かる程度に満たない器量

生き霊同然のネット弁慶が音楽をファッションに決め込んでる

目をつぶったふりをしてるなら この曲で醒ましてくれ！

- 1st Drop -

「ごっこ遊び」とか宣った してやったり顔のご老体様

プロだか何だか知らないけど そりゃ1曲も耳届かないわな

「好きだから」とうんたらかんたら じゃなくて「それ」しか作れないなら

時代錯誤 焼き回しの本格派音楽(笑)

言うてることとやってることがちゃいますねぇ

ツギハギの思想だけ漂流して 何が嫌いかでも語れる自分を持てって

尖りや数字を軽視することが自称「朗らかな音楽性」？

大層なこと言いたいんだったら もっとヤバい音源書いてくれ

「本場」とか「硬派」とか結構 本来ならそんなもの無ぇよ

「音楽はこうだ」 うるせぇぞ 講釈じゃ脳は揺れねぇよ

ただ誰かを否定することだって大義の一つに昇華しよう

この俺がままを許せるように お前らをまた聴かせ殺すように

- 2nd Drop -

渇き切ったお前の頭 闘う意志があるのならば

俺の音楽はそのすぐ傍ら 握り締めた野心が核だから

今、拳開いてPCを向く 道の途中 トラックを打つ

ユキ、ここまでありがとう あと少しエネルギーつぎ込むよ

相対するお前に言葉を刺す この切っ先が進む道を示す

お前の目や口はどこについてる まず前方へ向けて音を投げる

馬鹿デカい白紙を塗りつぶす 真っ黒の星のまま勝負する

なら今日から意味は逆転する クソったれ現世

スクラップあそばせ