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歌詞

雨宿りの人生

Onnyomi

愛求め彷徨う

雨宿りの人生

産まれて死んで繰り返し

なんで生きているのだろう

矛盾とか不条理

不思議ともう慣れてきた

正義と悪の区別

要は多数決なんだ

生きることが本能なら

争いさえも本能なんだ

傷の舐め合いはもういい

いつまで泣いてるの?

昨日はもう過ぎ去ったよ

今よりも

悲しい時が来るでしょう

そりゃ生きてんだから

今よりも

寂しい時が来るでしょう

そりゃ生きてんだから

忘れゆく命たち

そこに意味などあるの

置いてきた夢たち

醒めれば虚しい残骸

愛することが運命なら

嫌われることも運命

独りの夜に怯える日は

安心して、陽は昇る

今日はもう終わってくよ

どうしても

出来ないことがあるでしょう

そりゃ生きてんだから

君にしか

出来ないことがあるでしょう

そりゃ生きてんだから

今日よりも

絶望の日が来るでしょう

そりゃ希望があるから

今日よりも

死にたくなるような日も来るでしょう

そりゃ、生きてんだから

いつの日か笑える時が来るでしょう

そりゃ生きてんだから

いつの日か別れる時が来るでしょう

そりゃ生きてんだから

辛いとか苦しいだとかあるでしょう

そりゃ生きてんだから

でも、だからこそ

ほら、だからこそきっと

愛情も気づけるのだろう

そりゃ生きてんだから

それが生きてくってこと

  • 作詞

    宇月浮世

  • 作曲

    宇月浮世

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今YouTube上で大人気のアニメ「ピュティフィ」。
それを手掛ける宇月浮世による音楽プロジェクト「Onnyomi」。
アニメ主題歌/挿入歌の「デンパ」「華火」を含む全7曲の初アルバム。
青春の色も、ほろ苦い恋の味も、挑戦的な音も楽しめるびっくり箱のような内容になっている。
どこか懐かしく、それでいて新しい。

本人達は、「大人の部活」という名の「本気の遊び」をコンセプトにしているということで、なるほど確かに「放課後」の空気感も感じられる。
というのも、一聴して楽曲は洗練されているかというと、まだ荒削りではある。
しかし、それは「忘れることの出来ない運動会」や「友達との何気ない雑談」を思い出させる。
決して完璧ではないが、その未熟さが「完璧を求めすぎる現代」に優しさとなって寄り添ってくれる。

これでいいのだ。これがいいのだ。

今時、ピッチだって、タイミングだって調整すれば誰だって完璧に揃えられる。
そんな時代だからこそ等身大で表現する彼らは眩しく思える。
遠方にいるメンバーとオンラインで収録した曲もあるということで、まさに令和的なアーティストと言えるだろう。

これからの活躍を期待したい。

アーティスト情報

  • Onnyomi

    Onnyomi.読み方は“オンヨミ”。 Vocalのmanicoと作詞作曲の宇月浮世を中心に結成された日本のロックバンド。 彼女の歌声は1万人に1人しかいないと言われている【1/F ゆらぎ】という周波数を持っている。 本気の遊び・・・《大人の部活》というコンセプトで活動中。

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