Lovable boredom Front Cover

Lyric

Horizon

Yosutebito

声が聞こえてくる

空は眠っていて

僕は目を擦って

導かれるように

春の匂いに手を引かれ

冷たい床を裸足で歩く

声の正体が気になって

僕は窓を開ける

咲く花びらを風に乗せて

また僕に息をのます

あの地平線の先で

君が羽ばたいているから

声が薄れていく

空が近づくほど

僕ら忘れていく

幸せが何なのか

春の息吹に耳を澄ませ

台詞のない役を演じるようで

重ね慣れていくその退屈に

僕は君を等価(とうか)して

咲く思い出に生まれ変わり

まだ僕の息を繋ぐ

もう何度目かの夕暮れに

未だ歩けないまま

ドラマチックな物語も

朝焼けに滲んだ日々さえも

軋んでいた心の奥

そこで静かに光る星すらも

全部全部全部 必要なかった

分かったんだ

今日も春が僕を呪い

また一つ歳を重ねて

夏の産声が聞こえてさよならの時

散る花びらに君を誘う

また僕は今を紡ぐ

あの地平線の先で

僕らまた会える時まで

  • Lyricist

    Toka Natsume

  • Composer

    Toka Natsume

Lovable boredom Front Cover

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  • 1

    Painter's note

    Yosutebito

  • 2

    Protagonist

    Yosutebito

  • 3

    Flower and ventilator

    Yosutebito

  • 4

    Stage directions

    Yosutebito

  • 5

    Creaking compass

    Yosutebito

  • 6

    Traveler's desert

    Yosutebito

  • 7

    Curtain call

    Yosutebito

  • 8

    Moment

    Yosutebito

  • ⚫︎

    Horizon

    Yosutebito

  • 10

    Lovable boredom

    Yosutebito

幸福な日常に退屈していた主人公の名月は、偶然ある画家の遺書を拾う。
それから悪魔が憑依して、何でも3つだけ願いを叶えてくれるという。
女優を志していた名月は、興味本位で物語の主人公のようになりたいと願ってしまうが、対価として親友を失ってしまう。

名月は残りの願いで自分の夢を追うのか、それとも親友を救うのか。

世捨て人のコンセプトアルバム。

Artist Profile

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