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本作は、日本最古の歌集『万葉集』や『百人一首』の筆頭を飾る天智天皇の御製を現代的な解釈で再構築した、叙情的なフォーク・ロックです。静寂の中で滴る「露」の音を想起させるメランコリックなAメロから始まり、サビでは琴の激しいスウェルと共に、黄金色の稲穂が波打つようなフルバンドのアンサンブルが爆発します。
歌詞の核心は、仮初めの宿(かりほの庵)で独り夜を過ごす旅人の孤独と、天の川の下で反芻される「かつて隣にいた誰か」への思慕です。秋の収穫という喜びの季節にあえて「欠落」を描くことで、聴き手の胸に鋭い痛みを残します。間奏の尺八ソロは、霧深い夜の空気感を切り裂き、ブリッジでの「さよならを言えなかった言葉を届けて」という叫びは、時空を超えて現代を生きる私たちの喪失感にも深く寄り添います。伝統楽器の土着的な響きと、洗練されたインディー・ロックのダイナミズムが交錯する、秋の夜長に深く潜り込むためのエモーショナルなアンセムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。