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本作は、1000年以上の時を超えて愛される清少納言の随筆『枕草子』を、90年代シューゲイザーの轟音とドリーム・ポップの静謐さで塗り替えたオルタナティブ・ナンバーです。
「春はあけぼの」という日本文学で最も有名な一節を、夜明けの光が漏れ出す「紙の障子(paper screen)」や「紫ににじむ夜の端(purple bleeds)」といった現代的かつ詩的な英語で再構築。Aメロの囁くようなヴォーカルは、霧がかった平安の朝の空気感を再現し、サビではMy Bloody Valentineを彷彿とさせる圧倒的なノイズ・ギターが、押し寄せる光の洪水を象徴します。
歌詞は春だけでなく、夏の闇に消える蛍や、冬の冷たい灰といった四季の移ろいを丁寧に拾い上げ、すべてが「消えゆく美しさ(Before it burns away)」に向かう無常観を浮き彫りにしています。ブリッジでの琵琶(Biwa)の音色は、何層にも重なったエレクトリック・ギターの層を切り裂くように響き、時代を超越したエモーショナルな瞬間を演出。古典文学の崇高な美学を、現代の孤独な夜明けに捧げるアンセムへと昇華させた一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。