Lyric

飾り立てた玉座に腰掛けた

王様は笑顔で、でもその目は空っぽ

「永遠に栄える」なんて言ってたけど

結局はひとしずくの涙も残せなかった

僕らが築いた王国は、

すぐに崩れて　消えていく運命

周りに散らばった金の粉、

それがまるで命のように見えたんだ

Where did the kingdom go?

僕は夢を見ていたのに

泡となって消えていく、

全てはただの幻だったのか？

泡の王国

築いた夢のように　儚く

輝く時も、すぐに溶けて

僕の手の中で、またひとつ

弾けて消えていった

この世界も、同じように消えるのか

僕はただ、この現実を

見送るしかないのか？

この街の中でひとり、

記憶だけが残っている

あの日描いていた未来は

結局、消えてしまったけど

「それでも、君は王様だ」と

声をかけたあの人も、もういない

誰も僕を呼ばず、

誰もこの泡を掴むことはできない

I was the king of nothing

空っぽの玉座に座り続けた

全てが泡のように消えても、

その儚さが、僕を支えていたのかもしれない

泡の王国

もう一度、あの時のように

手を伸ばしても、届かない

でも何度も、何度でも

溶けることを繰り返すんだ

この世界も、泡と同じように

無限の中で消えていくんだろうか？